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今回はこんな悩みを持つ方のために、NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットを現役カーリースユーザーであるボクが詳しく解説していきます。NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットは全部で8個。正直に全てをお伝えします。
結論
結論、NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットをまとめると
- 契約期間が3年のみ
- 任意保険は別契約
- 選べる車種が少ない
- 車の骨格部分を損傷したら20万円の支払いがある
- 契約満了時に費用が発生する可能性がある
- 車の返却が必須
- メンテナンスパックが有料
- 中途解約ができない
NORIDOKI(ノリドキ)には8つのデメリットがありますが、決して良くないないカーリースではありません。どこのカーリースにもデメリットはあります。NORIDOKI(ノリドキ)で失敗しないためにも、NORIDOKI(ノリドキ)があなたに合ったサービスなのかを見極めましょう。
当記事の監修者
URL: car-kondo.com
1.契約期間が3年のみ
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
NORIDOKI(ノリドキ)の契約期間は3年のみです。
一部車種では2年契約などがありますが、3年以外の選択肢はありません。1台の車を長く乗りたい方には不便に感じられる可能性があります。
ポイント
契約期間が1つに固定されているカーリースは少ないです。他社カーリースでは「3年・5年・7年」などいくつかの契約期間から選べることがほとんどです。
【対策】乗り換えをすれば3年ごとに新車に乗れる
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
NORIDOKI(ノリドキ)の契約期間は3年のみですが、契約期間満了後の選択肢として「乗り換え」があります。
ライフステージの変化や乗り方に合わせて、常に新車への乗り換えが可能。長期契約によくある「契約期間が残っているから車を変えられない…」などのリスクが少なくなります。
2.任意保険は別契約
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
NORIDOKI(ノリドキ)では基本的に任意保険が別契約になります。月額料金に任意保険料が含まれていません。
【対策】NORIDOKI(ノリドキ)で契約(別料金)も可
NORIDOKI(ノリドキ)では任意保険を別途契約して、月額料金に含めることができます。
任意保険の契約が初めての方や、月額料金と一緒に支払いたい方は販売店に相談することで見積りをしてもらえます。
残念ながら、公式ホームページには詳しい金額や契約内容が記載されていませんでした。
リース料金に自動車保険の料金を含めることができますか?
自動車保険を含んでご契約いただけます。詳しいお見積りはジョイカルNORIDOKI販売店までお気軽にご相談下さい。
3.選べる車種が少ない
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
NORIDOKI(ノリドキ)で選べる車種は、他社カーリースと比較するとかなり少ないです。記事作成時点では14車種しかありませんでした。
さらに軽自動車のラインナップがなく、比較的月額料金が高めの車種となっています。「とにかく安く利用したい」という方には不向きなカーリースです。
【対策】人気の車種がそろっている
月額料金に納得できる方であれば、高級感を感じられる人気の車種がそろっています。
NORIDOKI(ノリドキ)で選べる車種の一例
アルファード/ヴェルファイア
プリウス
ハリアー
ヴォクシー/ノア
CX-60
クラウン
ヴェゼル
ライズ
フォレスター
ヤリス/ヤリスクロス
ジムニーシエラ
さらに、NORIDOKI(ノリドキ)の車種ラインナップは一定期間経過後に変化します。過去にはカローラツーリングやアクア・ランドクルーザープラドなどの車種が選択できる時もありました。
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
時期やタイミングが合えば、ご希望の車種がラインナップに入ることも。NORIDOKI(ノリドキ)の公式ホームページを定期的にチェックしてみましょう。
4.車の骨格部分を損傷したら20万円の支払いがある
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
NORIDOKI(ノリドキ)契約中に事故などで車の骨格部分を損傷させた場合、契約満了時に20万円の支払いが生じます。
しかも、損傷後に修理をしたとしても請求されます。金額は損傷の度合いに関係なく、20万円一律です。
車の骨格が損傷すると、中古車市場で「修復歴あり」とされ車の価値が大きく下がります。
NORIDOKI(ノリドキ)は3年限定リースと短いため、車両価値が高いです。そのため、価値が落ちた分の費用を補てんするために支払います。
【対策】任意保険で修理しておく
万が一の事故にそなえて、任意保険(自動車保険)に加入しておきましょう。たとえ3年リースでも、もらい事故が起きることも考えられます。
骨格損傷した際の20万円の支払いは避けられませんが、事故後の修理代は任意保険が適用されます。
5.契約満了時に費用が発生する可能性がある
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
NORIDOKI(ノリドキ)では契約満了時に車の査定をします。査定時に車体に大きなキズや凹みがあった場合、別途修理費として費用が発生することがあるので注意しましょう。
【対策】修理代5万円以下なら費用負担なし
NORIDOKI(ノリドキ)の原状回復費用は「修理費5万円を超える修理費用」です。修理代5万円はNORIDOKI(ノリドキ)が負担してくれます。
修理代が発生するのは、契約満了時に車を修理せず返却した場合のみ。修理をして返却した場合の費用負担はありません。(骨格損傷のケースを除く)
6.車の返却が必須
NORIDOKI(ノリドキ)は契約満了後に車の返却が必須になります。買い取りや延長は不可です。
NORIDOKI(ノリドキ)を3年以上利用したい場合は、新規契約をするほかありません。
【対策】残価精算なしの「クローズドエンド契約」
画像元:NORIDOKI(ノリドキ)
NORIDOKI(ノリドキ)は顧客に残価を公表しない「クローズドエンド契約」です。クローズドエンドでは車の返却時の残価精算リスクがありません。
残価が設定されている「オープンエンド」のカーリースでは、契約満了時に車の価値が査定価格を下回っていた場合に差額の支払いが発生します。
NORIDOKI(ノリドキ)は残価の差額をNORIDOKI(ノリドキ)側が保証するため、顧客が支払わなくても良いのです。
残価精算リスクはないって言うけど、修理代5万円以上の場合や骨格修理20万円の支払いはありますよね?これは残価精算とは違うの?
【注意】残価精算のからくりに注意!
残価精算とは、あらかじめ定めた残価と返却時の価値を精算することをいいます。
ポイント
オープンエンド=残価が公表されていて、残価精算の義務が顧客にある
クローズドエンド=残価は公表されず、精算義務は顧客にない
実は「車両返却時の傷凹みは〇万円まで」というルールは、オープンエンドにもクローズドエンドにも存在します。
これはあくまでもリース会社が自分たちで再販する時に損しないように「傷の保証は5万円まででお願いします。それを超えた分は支払ってください」というリース契約上のルール。残価と価値の精算ではないため、残価精算ではないのです。
フランチャイズの車屋さんは、自分たちの責任で残価を設定しています。高額に設定した残価と実際の価値が低すぎた場合、そのお店が1台数十万円の損を食らうことになるのです。
それではそのフランチャイズはやっていけません。すると「オープンエンドだから残価精算はお客さんにある」と言い出しかねないです。
残価商品を取り扱う店は資本力が必要です。資本力がなさそうなお店でやってるフランチャイズのお店の高残価商品が最も危険です。
【注意】残価精算はあってないようなもの
これが先ほど解説した、「残価精算はないから安心して!でも傷凹みルールだけは守ってください!」ということです。
整備工場系の残価設定カーリースは、残価を整備工場が保証して傷凹みと走行距離ルールだけを守らせます。が、残価に対する資本力がないと残価で首を絞められて経営が回らなくなります。
ポイント
例えば残価60万、実際価値20万(1台40万円)の差額をそのお店が本当に保証した場合、月に20台も売っていたら返却のタイミングから毎月800万円の赤字になります。
そんな状態で売り続けても、売れば売るだけ損をしてしまいます。しかしこれが今の現状です。
「高残価にすれば月々1万にできるから売れる!」といって売りまくったお店(フランチャイズ系整備工場や中古車屋)は、どこかのタイミングで次々に倒産していくでしょう。そうなった場合に割を食うのがそのお店で契約した人になります。
7.メンテナンスパックが有料
NORIDOKI(ノリドキ)は契約期間中にメンテナンスを受けられる「メンテナンスパック」は有料です。しかも詳しい内容や金額はNORIDOKI(ノリドキ)に直接問い合わせしなければ分かりません。
メンテナンスパックはオプションでありますか?
メンテナンスパックをお求めの場合は別途ジョイカルNORIDOKI販売店までご相談ください。
他社カーリースでは最初から月額料金に含まれていることもありますが、NORIDOKI(ノリドキ)では別料金になるので注意しましょう。
【対策】メンテナンスパックなしでもOK
メンテナンスパックはオプションなので、メンテナンスパックなしでも利用できます。しかもNORIDOKI(ノリドキ)は車検がないため、メンテナンスパックの加入なしでも大きな費用負担がありません。
8.中途解約ができない
NORIDOKI(ノリドキ)は契約途中の解約ができないため、3年間利用する必要があります。1~2年目での解約はできないので注意しましょう。
中途解約は可能ですか?
リース期間中の解約は承れません。事故等による強制清算は承れます。
【注意】事故による廃車や盗難に合うと違約金が発生する
NORIDOKI(ノリドキ)の利用中に全損事故を起こし、車が修復不能になると多額の違約金が発生します。車を盗まれたときも同様です。
要するに「これ以上NORIDOKI(ノリドキ)を利用継続できない、どうしようもない状況」におちいった場合に、強制的に中途解約扱いとなります。
カーリースにおける違約金はとても高額です。基本的に「契約満了までの総支払額-これまでに支払った金額=違約金」となります。しかも一括で支払いを求められるためリスクが高いです。
【対策】カーリース向けの任意保険に加入しておく
違約金の対策としては、任意保険に加入しておくほかありません。
任意保険にはカーリースの違約金を保証してもらえるものがあります。万が一の事故や中途解約に備えて、カーリース向けの任意保険に入っておくと安心です。
NORIDOKI(ノリドキ)のメリット
NORIDOKI(ノリドキ)のメリット3つをまとめました。
頭金なしで新車に乗れる
NORIDOKI(ノリドキ)では、どの車も頭金なしで新車に乗れます。
3年乗るだけなのに多額の頭金を出したくない方でも、月額料金のみでOKです。もちろん初期費用もかかりません。
月額料金がずっと定額
NORIDOKI(ノリドキ)の月額料金は3年間ずっと定額です。契約満了まで変わりません。
毎月の収支を把握しやすく、貯金や資産運用がしやすくなります。
ライフステージの変化に対応できる
NORIDOKI(ノリドキ)は3年契約のため、結婚などのライフステージの変化があっても車を乗り換えやすいです。
長期契約では契約満了まで我慢して乗り続けなければなりません。しかし、NORIDOKI(ノリドキ)なら3年ごとに乗り換えられます。
NORIDOKI(ノリドキ)は車検が不要!
NORIDOKI(ノリドキ)は3年契約なので、車検が全くありません。
通常、新車を購入すると3年目に車検があります。しかしNORIDOKI(ノリドキ)では3年経ったら車を返却するため、車検がありません。
高額な車検代を貯めることなく、3年ごとに新車に乗り続けられます。
NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットに関するよくある質問
NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットに関してよくある質問をまとめました。
NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットで一番注意すべきことは何ですか?
契約満了時に費用が発生する点です。
修理代のみであればあらかじめ修理しておけますが、骨格の損傷は修理をしても20万円支払わなければなりません。
NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットは他のカーリースと比較して悪いですか?
悪いとはいえませんが、個性的なカーリースだといえます。
3年契約のみ・車種が少ない・費用負担の可能性があるなど、記事のデメリットを見てみましょう。大きなデメリットを感じられなければ、NORIDOKI(ノリドキ)はあなたに合ったカーリースだといえます。
NORIDOKI(ノリドキ)が高すぎると聞きましたが本当ですか?
そうとも言えません。
NORIDOKI(ノリドキ)は車検がないため、月額料金が安いです。他社カーリースと比較すると高く感じられますが、それは3年契約だからではないでしょうか。
実際に月額料金を比較する場合は契約期間・月額料金に含まれる内容・サービス内容などを比較してみましょう。
NORIDOKI(ノリドキ)よりも安いカーリースはある?
コスト重視派におすすめ!月額料金が安い車のサブスクランキングTOP3
コスト重視派におすすめ!月額料金が安い車のサブスクランキングTOP3
車のサブスク 月々均等払いの月額料金
1位 | おトクにマイカー 定額カルモくん | 12,820円~ |
2位 | オリックス カーリース・オンライン | 13,090円~ |
3位 | ニコノリ | 14,766円~ |
※2024年2月1日時点の公式ホームページの情報より。
※月額料金は軽トラック・軽バンを除く自家用車を対象に、各社公式ホームページで確認できる均等払いの最安値
NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットまとめ
結論
結論、NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットをまとめると
- 契約期間が3年のみ
- 任意保険は別契約
- 選べる車種が少ない
- 車の骨格部分が損傷したら20万円の支払いがある
- 契約満了時に費用が発生する可能性がある
- 車の返却が必須
- メンテナンスパックが有料
- 中途解約ができない
NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットを解説しました。NORIDOKI(ノリドキ)は車検代がかからないところが魅力です。選ぶときはメンテナンスパックの有無をよく検討しましょう。短期契約は3年ごとに新車に乗ることができます。
ただし1台の車を長く乗りたい方は、契約期間を自由に選べる「定額カルモくん」もおすすめです。
NORIDOKI(ノリドキ)のデメリットを参考にして、複数のリース会社を比較し自分に合ったカーリースを見つけましょう。
NORIDOKI(ノリドキ)運営会社
会社名 | 株式会社ジョイカルジャパン |
本社 | 〒141-0031
東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル3F |
設立 | 平成17年12月 |
事業内容 | 1.アライアンスチェーン本部の運営及びパートナー店の展開 (2022年3月1日現在 570店舗)
2.自動車販売事業 ● 新車販売 ● 中古車販売 3.サプライチェーンマネジメント事業 ● 顧客フォローシステム開発(JAS) ● スーパーバイジング(SV) ● 直営店運営 4.その他事業 ● 新車仕入、業販、車検整備、鈑金・自動車保険・パーツ販売 |
資本金 | 1億円 |
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