▲本記事は、私・近藤が独自に作成しています。パブリック・リレーションズ(PR)が含まれていますが、各企業はコンテンツ内容には一切関与していません。
今回はこのような悩みを持つ方に向けて、車のプロが分かりやすく解説していきます。
万が一事故を起こしたときの対処法も含め、車のサブスクを安心して利用できる方法を知っておきましょう。
車のサブスクを利用中の事故は、購入とは少し異なるルールがもうけられています。
詳しく解説していきます。
車のサブスク利用中に事故を起こしたら？
車のサブスク利用中に事故を起こした場合、車の状態によってその後の対応が変わります。
キーポイントは「事故後も車に乗れる状況か」という点です。
車が全損して廃車になった場合と、車の一部が破損した場合とで比較しながらみていきましょう。
車が全損(半損以上)・廃車になった
車のサブスク利用中に事故を起こして車が全損・廃車になった場合は、今後車に乗ることができません。
サブスクの契約中に車を廃車にする場合は強制的に途中解約となり、違約金(解約金)の支払いを求められます。
車のサブスクの月額料金は一般的に、「契約期間分の総支払額÷契約月数」で計算されています。
契約期間中に全損や廃車になると、契約満了までに予定されていた支払いが途切れてしまいます。
支払いが途中で無くなるとサブスク会社が損をしてしまうため、利用者に違約金を支払ってもらう仕組みです。
車のサブスクの違約金は「総支払額－(これまでに支払った月額料金)」が一般的。ここからさらに、会社ごとに決められた各種手数料もプラスされます。
車の一部が破損した
車の一部のみが破損した場合、修理をして再び乗れるのであれば強制解約になりません。
修理代は自己負担となるサブスクがほとんどです。
任意保険や実費などで支払います。
車のサブスク利用中は、修理をせず乗り続けることは避けましょう。
なぜなら車のサブスクでの車の所有者はサブスク会社にあるからです。
車のサブスクでは、契約満了時に車の価値を査定します。
査定時に損傷が見つかった場合は修理代を求められることがあるため、都度修理をしておきましょう。
車のサブスクを利用中に起きた事故への対応ガイド
車のサブスクを利用中に置きた事故は、マイカーでの事故時の対応とほぼ変わりません。
ここでは、事故を起こしたときの対応ガイドをお伝えします。
車を安全な場所に移動させる(被害拡大を防ぐ)
事故を起こしたときは、被害拡大を防ぐためにも車を安全な場所に移動させます。
路肩などでもかまいません。
そして後続車からの追突を防ぐために、ハザードランプの点灯や三角表示板などで周辺にも分かるようにしましょう。
ケガ人を救護する
ケガ人は一番最初に救護してください。
出血や意識の喪失といった症状がみられる場合は、すぐに救急車を呼びます。
ただし、頭を強く打っている場合は無理に動かすことは避けます。
その後の対応は救急隊員に任せてください。
110番通報して警察に連絡
事故を起こしたときは警察に連絡をすることが法律で定められています。
110番通報で警察に連絡をしてください。
事故後の保険の手続きを進めるには、警察が発行する「交通事故証明書」が必要です。
相手がケガをしていないから・軽い事故だからと警察への連絡を怠ると、場合によっては刑罰の対象となることがあります。
また、示談金が正確に支払われない可能性もあるため、小さな事故でも警察を必ず呼んでください。
契約中の保険会社に連絡
任意保険(自動車保険)に加入している場合は、保険会社に事故を起こしたことを連絡しましょう。
その後は保険会社が相手との話し合いや交渉をしてもらえます。
保険に関する交渉は知識が必要です。
円滑に進めるためにも、交渉は保険会社にお任せしましょう。
車のサブスク会社と整備工場に連絡
事故を起こしたら、車のサブスク会社と整備工場にも連絡をしてください。
修理の有無や方法について、サブスク会社と相談をしたうえで決めましょう。
契約違反となったり、契約満了時に修理代の支払いを求められたりする可能性があります。
事故の状況を記録する
事故の記録はできるだけ細かく記録しておきましょう。
ドライブレコーダーの映像が残っている場合は、過失割合などを決める際に重要な証拠となります。
さらに、事故時の車のスピードや信号の色なども記録しておくと良いでしょう。
事故の相手と連絡先を交換
事故を起こした相手とも連絡先を交換してください。
免許証での確認や、車のナンバー・車種などもメモしておくことが大切です。
万が一連絡先の交換を忘れてしまった場合でも、警察に連絡してあれば「交通事故証明書」で確認ができます。
車のサブスクでの事故に備える！中途解約による支払い回避方法とは？
車のサブスクで事故による中途解約を防ぐために、解約金の支払い回避方法を解説します。
車両保険に加入して解約金に備える
車のサブスクでも任意保険に加入しておくことを強くおすすめします。
任意保険の中でも、車両保険を付けておくことはとても大切です。
車両保険とは、自身の車に対して補償してくれる保険です。
事故のよるキズや凹みはもちろん、廃車や盗難に合った際に規定に応じた車両代金が支払われます。
「リースカー車両費用特約」に加入して解約金に備える
任意保険の「リースカー車両費用特約」に加入して、解約金に備えることも有効です。
リースカー車両費用特約とは、車のサブスクにおける中途解約のリスクに備えた特約になります。
車のサブスクの解約金は車両保険の保険金でほぼ回避できますが、納車して間もない場合などは解約金が高額になることがあります。
リースカー車両費用特約に加入しておけば、契約間もない全損事故などの解約金も補償されます。
車のサブスクでの事故トラブルを未然に防ぐ！予防策5選
車のサブスクで事故を起こしたときに慌てないよう、トラブルを未然に防ぐための予防策をお教えします。
1.想定される 月間走行距離数を把握する
車のサブスクごとに設定されている月間走行距離を把握しておくと、事故を起こして途中解約になった際の走行距離数を超過する心配がありません。
万が一事故で廃車・中途解約になった場合は、事故時点での走行距離数を計算されます。
車のサブスクの月間走行距離制限を超過する可能性が高い場合、中途解約時も追加料金を支払う可能性があります。
毎月長距離を運転する方は、車のサブスクに向いていません。
2.車のサブスクの契約内容を把握する
車のサブスクで事故を起こしたときの事故対応は、サブスク会社によって異なります。
月額料金に任意保険や修理代がどこまで含まれているかを確認しましょう。
また、修理をする整備工場の有無や手配の方法なども会社によって異なります。
車のサブスク契約前に、事故の際の対応についても確認しておきましょう。
3. 車のサブスクにかける保険内容を保険会社に相談する
車のサブスクを契約する際に、ご利用中の保険会社に車のサブスクを利用することを相談しましょう。
保険内容の見直しのほか、途中解約のリスクに備えた契約を提案してもらえます。
4.車のサブスクのメンテナンスプランに加入しておく
車のサブスク利用中の定期的なメンテナンスは、故障が原因で起こるのリスクを減らします。
車のサブスクでは、メンテナンス代を定額にできるオプション「メンテナンスプラン」加入がおすすめ。
忘れがちなメンテナンスを定額でうけられるため、メンテナンスに対するハードルを下げられます。
5.車のサブスク会社のサポート体制を確認しておく
車のサブスク契約前に、サブスク会社によるサポート体制や緊急連絡先を確認しておきましょう。
契約するサブスク会社はどんなサポートしてもらえるのか、事前確認することをおすすめします。
LINEや電話など、万が一のときに連絡しやすいサブスクは安心です。
車のサブスクでの事故に備える！おすすめ保険4選
車のサブスク利用中の事故に備えられる、4つの保険をご紹介します。
ただし保険の内容によって使えるシーンや内容が異なるので注意しましょう。
自賠責保険
車に乗る際に加入を義務付けられている保険です。
車のサブスクでは、月額料金に契約期間分の自賠責保険料が含まれています。
自賠責保険は、事故の相手のケガや死亡に関して支払われる保険です。
相手の治療費や慰謝料などが含まれます。
ただし自賠責保険は対人賠償のみのため、自損事故や車の修理費用に対する補償は受けられません。
新価特約(新車特約)
年数が経過した車の車両保険料に対して、新車と同等の補償が受けられる特約です。
車が全損になり修理代が新車価格の半分を切ったときに、新車相当額を支払ってもらえます。
車のサブスクで全損事故となった際に、途中解約の違約金として支払うことができます。
リースカー車両費用特約(車両保険)
車のサブスク途中解約の際の、高額な解約金を補償してくれる特約です。
一般的には任意保険の車両保険でも補償されますが、納車して間もない全損事故の解約金は高額になる可能性があります。
リースカー車両費用特約は、強制的に途中解約となった際の違約金を補償してもらえる特約です。
対物賠償
事故を起こした際に他人の車やガードレール・他人の家屋や門扉などの物を壊してしまった際に補償されます。
補償金額は保険契約時に設定した金額が上限になるため、「無制限」に設定しておくことをおすすめします。
車のサブスクの「事故による解約金の不安」は保険で解消できる！
任意保険の中には、車のサブスクに特化した特約があります。
またトヨタのサブスクKINTOでは、月額料金に任意保険が含まれています。
事故に備えられる車のサブスク3選
車に乗っていると、サブスクでも事故のリスクがあります。
車のサブスクを利用する際は、万が一に備えられるサービスを提供しているサブスク会社を選びましょう。
免責最大5万円ルールが安心「KINTO」
出典：KINTO
トヨタのサブスクKINTO(キント)は、月額料金に任意保険が含まれています。別途加入する手間がなく、補償も充実している保険です。
KINTOの任意保険の特徴
- 等級・年齢・免許証の色を問わず保険料が一律
- 東京海上日動と提携
- 事故を起こしても保険料が上がらない
- 誰でも運転OK (家族や友人も可)
- 別途申し込み不要
その他弁護士特約やロードサービス・新しい車が納車されるまでのレンタカー代なども補償されます。
＼ 任意保険も車検もメンテナンスもすべてコミコミ定額！ ／
※メンテナンスはすべて正規トヨタディーラーが対応します※
業界最安水準の価格設定！任意保険料をプラスしても安い 「オリックスカーリース」
オリックスカーリースは月額料金の安さとコスパの良さが特徴のサブスクです。
任意保険は別契約ですが、月額料金が安いので任意保険料をプラスしても安く収まります。
オリックスカーリースは車検・オイル交換・オイルエレメント交換代の無料クーポンが付いてきます。
コスパが良いサブクスです。
＼ 車検・オイル交換が無料はオリックスだけ！ ／
※任意保険は強制的につかないので、等級の恩恵を受けるベテランドライバー向きです！※
国内No.1カーリース3冠獲得 「定額カルモくん」
出典：定額カルモくん
定額カルモくんは、国内No.1カーリース3冠を獲得している車のサブスクです。
無駄のない契約プランとコスパの良さ・万全なサポート体制が魅力となっています。
利用中に事故を起こした際は、電話・メール・LINEなどから連絡が可能。
万が一のときにも多くの連絡手段が用意されています。
＼ 料金最安級！1年単位で自由に選べる！ ／
※お試し審査ができます！※
車のサブスクでの事故に備えるために会社選びと保険内容を慎重に
車のサブスクでの事故は、事故対応がしっかりとしたサブスク会社と保険内容でリスクを大きく減らせます。
安心できるサポート体制はもちろんのこと、途中解約の解約金発生リスクを抑えられる保険を選びましょう。
私がおすすめしている定額カルモくんは、分かりやすい契約内容とコスパの良さが魅力です。
無料のオンライン見積りなら、契約なしで何度でも試算できます。
ご希望の車種で月額料金を調べてみてください。
よくある質問
車のサブスクの事故に関する質問をまとめました。
車のサブスクで事故を起こすとどうなる？
車の損傷の程度によってその後の対応内容が異なります。
全損(廃車)の場合は強制的に途中解約となり、違約金が発生します。
一部破損(修理可能)な場合は、修理をしてそのまま乗り続けることができます。
ただし修理代は実費負担です。
まとまった出費を抑えるためにも、任意保険に加入しておきましょう。
車のサブスクでの事故に備えるには？
車のサブスク会社選びと、保険選びを慎重にしましょう。
車のサブスクは「定額カルモくん」「KINTO」「オリックスカーリース」がおすすめです。
まずは無料のオンライン見積りから始めてみてください。
車のサブスクでの事故に使える保険はある？
保険内容は以下を参考に加入を検討してください。
自賠責保険は強制加入となります。
自賠責保険：事故の相手のケガや後遺症などを補償
新価特約：車両保険の保険金が新車時と同等の金額になります
リースカー車両費用特約：車のサブスク利用時の違約金を補償
対物賠償：事故により破損した相手の車や他人の物・建築物・公共物の修理代を補償
