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今回はこんな悩みを持つ方のために、「GMSリース」のデメリットを現役カーリースユーザーの私が徹底解説していきます。
「GMSリース」のデメリットは全部で8個。プロならではの目線で分かりやすくお教えします。
結論
結論、「GMSリース」のデメリットをまとめると
- 支払いが遅れると車のエンジンを制御される
- 車両保険が月額料金に含まれていない
- 車検代を負担するプランに注意
- 納車まで1~2か月かかる
- 車種を選べない
- 支払いは口座振替のみ
- 走行距離制限に注意
- 途中解約できない
「GMSリース」には8つのデメリットがありますが、決して悪いサブスクではありません。
どこの車のサブスクにもデメリットはあります。「GMSリース」で後悔しないためにも、あなたに合ったサブスクなのかを確認しておきましょう。
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1.支払いが遅れると車のエンジンを制御される
GMSリースの車両には、月額料金の支払いが遅れると遠隔で車のエンジンを制御されるデバイスが取り付けられています。
万が一お支払いがなかった場合、遠隔で車両エンジンを起動制御し、お支払いを督促することがございます。
引用元:GMSリース
ホームページには、支払いがどれくらい遅れたら制御されるのかも書かれていませんでした。
月額料金の支払いが遅れた場合、業務中に車のエンジンがかからなくなります。場合によっては「その日の事業が止まってしまう」「お客様に迷惑がかかる」などのリスクが高まります。
【対策】審査が激甘なカーリースではよく取り入れられている
GMSリースの審査はとても甘いです。審査に落ちることはほぼありません。しかし、審査に通った後に支払いが遅れる方がいらっしゃるのが現実です。
支払いが滞るとGMSリースは損をしてしまいますから、エンジン起動を遠隔で制御することで支払いを催促しています。
このようなしくみは、GMSリース以外の審査が甘いカーリースでも取り入れられています。GMSリースだけのデメリットではありません。
2.車両保険が月額料金に含まれていない
GMSリースの月額料金には、任意保険の車両保険が含まれていません。
車両保険未加入の状態で事故を起こした場合、リース車両の修理代は実費負担になります。
月額料金に車両保険は含まれるの?
車両保険は月額料金内に含まれておりません。
車両保険は任意ですが、加入いただくことを推奨しております。
引用元:GMSリース
車両保険に加入する場合は、個別で保険会社と契約しなければなりません。月額料金の他に任意保険の保険料支払いが生じます。
【対策】車両保険加入で車の修理代をカバー
車両保険に加入していない場合、事故を起こしたときのリース車両の修理代を実費で支払わなければなりません。
車両保険の加入は強制ではありませんが、未加入での運転はとてもリスクが高いです。自損事故などでも車両保険を使えますから、最初から加入することを強くおすすめしています。
GMSリースでは、車両保険を月額料金に含めるプランがあります。詳しくは見積りページで選択できます。
3.車検代を負担するプランに注意
GMSリースには車検代が月額料金にコミコミのプランがあります。一方で月額料金は安いものの、車検代が月額料金に含まれていないプランもあるので注意してください。
GMSリースの中古車リースでは、契約プランがたくさんあります。しかしあまりにたくさんあるため、自分に合ったプランを選びにくい可能性があるでしょう。
【対策】オンライン見積りの前にプランの絞り込みができる
GMSリースのプランはたくさんありますが、オンライン見積りの前にいくつかのチェック項目を選択することでプランを絞り込めます。
見積り時のチェック項目一覧
- AmazonFlexへの登録の有無
- 延滞状況 (延滞金の有無)
- 新車・中古車の希望
- 自宅のエリア (都道府県)
- 月3千km以上走るか
- 国籍
- 契約期間 (2年以上・2年以下)
- 任意保険 (なし・対人対物、人身傷害・車両保険)
上記の内容をチェックしていくと、条件に合ったプランが提案されます。オンライン見積りは個人情報の入力不要。何度でもやり直しができます。
4.納車まで1~2か月かかる
GMSリースは契約から納車まで1~2か月かかります。(※車種によって異なります)すぐに納車されるわけではありません。
申し込み時期によっては、事業開始時期が遅れるなどの可能性があります。すぐに車が必要な方は、納車が遅いと感じられるでしょう。
【対策】納車時期を見越して契約する
事業開始時期に納車が間に合わないと大変です。GMSリースの納車時期に合わせて、早めに申し込みをしましょう。
納車に1~2か月かかるのは、GMSリースだけではありません。他社カーリースや購入時でもほぼ同様です。
ココがポイント
どうしてもすぐに車が必要な方は、スピード納車を売りにしているカーリースを探しましょう。
5.車種を選べない
GMSリースの車種は軽バン専用のため、多くはありません。しかも新車リースは1種類しかないので注意が必要です。
また、中古車リースでは契約後に在庫がある車種が割り当てられます。利用者が車を選ぶことはできません。
【対策】車の仕入れを制限して安く提供している
GMSリースでは、無駄な仕入れコストを抑えています。
たとえば新車リースでは「NV100クリッパー」しか選べませんが、軽バンの中ではビジネス用として人気が高い車種です。
中古車リースでは、リース契約が終わり返却された「リースアップ車両」などが提供されていると予想されます。
たとえば全ての利用者が乗りたい軽バンを仕入れたとしても、次の利用者が同じ車種を求めるとは限りません。需要のない車両は無駄な在庫になりますから、あえて車種を選べないように提供しています。
このような提供方法は、無駄なコストを省き安く提供できるのが特徴。車種が限られた軽バン専用リースだから可能です。
6.支払いは口座振替のみ
GMSリースの支払い方法は口座振替のみです。クレジットカード決済やコンビニ決済はできません。
クレジットカード決済はカード会社のポイントが貯まるため、希望される方もいらっしゃいます。しかしGMSリースではポイントが貯まらない口座振替だけなので注意してください。
【対策】事業用の銀行口座を作っておく
GMSリースを申し込んだら、納車までに事業用の銀行口座を開設しておきましょう。
月額料金の支払いはもちろん、経費として使用するものの支払いに使えるため便利です。
7.走行距離制限に注意
GMSリースには、走行距離制限がもうけられているプランがあります。もし制限を超過していた場合、契約満了時に超過した分の追加料金を支払わなければなりません。
毎月の走行距離制限はあるの?
一部のプランを除き、走行距離の制限はございます。
引用元:GMSリース
月あたり3,000km以上走行する方は、走行距離制限の超過に気を付けて走行する必要があります。
【対策】走行距離制限なしのプランがある
GMSリースのプランでは、走行距離制限なしのプランもあります。心配な方は走行距離制限なしのプランを選びましょう。
契約前に走行する見込みを予測しておき、適したプランを選択することが損をしないコツです。
月3000kmってどれぐらい?
働き方にもよりますが、一般的に週5軽配送で働いた場合、月の走行距離は2000km程度になることが多いと言われています。
担当する配送エリアや、勤務日数によっては3000kmを超える可能性もありますので、ご自身の働き方に合わせてご選択ください。
引用元:GMSリース
月あたりの走行距離制限を数回超過した場合でも、最後に総走行距離数が超過していなければ追加料金はかかりません。
8.途中解約できない
GMSリースは、一度契約すると契約満了まで解約ができません。短期リースでは比較的早く解約ができますが、2年以上の長期リースを検討している方は注意が必要です。
たとえ途中で車が不要になったとしても、契約満了まで支払いが続きます。
【対策】まずは短期リースから始めるのがおすすめ
事業が軌道に乗るまでは短期リースがおすすめです。長期に渡り車が必要な方や車を買い取りしたい方は、2年以上の長期リースが向いています。
ココがポイント
短期リースは解約しやすいですが、月額料金が高い傾向にあります。長期リースは途中解約ができませんが、月額料金は安いです。
月額料金の安さだけで選ぶと、追加料金などで出費がかさむことがあります。サービス内容も含めて、総合的に判断しましょう。
GMSリース・現金一括・カーローンのメリットとデメリット比較一覧
GMSリースと現金一括購入・カーローンの購入方法について、メリットデメリットを比較しました。
GMSリース・現金一括購入・カーローンのメリット比較
GMSリース
・短期から利用できる
・審査が甘い
・頭金・初期費用0円
・事業向けのサービスが充実している
現金一括購入
・総額が一番安い
・車の所有権が即自分になる
カーローン
・銀行向けのカーローンは金利が安い
・無理のない支払いで車を所有できる
GMSリース・現金一括購入・カーローンのデメリット比較
GMSリース | ・車種を選べない ・支払額が割高 |
現金一括購入 | ・手持ちの現金(貯金)が少なくなる ・維持費を都度支払わなければならない |
カーローン | ・金利が高い ・維持費を都度支払わなければならない |
GMSリースの審査通過率はなんと98%!
GMSリースの審査は激甘です。審査通過率は98%と、申し込んだ人のほぼ全てが利用できます。
通常のカーリースでは、個人事業主は審査に通りにくいです。審査に落ちたり、連帯保証人を求められたりするのが一般的です。
GMSリースは、審査が甘い個人事業主向けのカーリース。先行きが不透明な方でも利用できるメリットがあります。
GMSリースのデメリットに関するよくある質問
GMSリースのデメリットに関してよくある質問をまとめました。
GMSリースのデメリットで一番気を付けることは何ですか?
車両保険が月額料金に含まれていないことです。
軽バンを使用する事業の場合、長距離を走ることもあるでしょう。突発的な事故やトラブルによって多額の修理代が発生することがあるので気を付けてください。
車両保険の加入は任意ですが、あらかじめ加入しておくことを強くおすすめします。
GMSリースのデメリットは他社と比較して悪いですか?
GMSリースのデメリットが悪いとは思いません。
審査が甘いですし、契約プランがたくさんあるため自分に合った契約ができるサブスクだといえます。
GMSリースは高い・やめとけと聞きましたが本当ですか?
GMSリースは高い・やけとけと思いません。
一般的に審査が厳しいとされている個人事業主でも、審査通過率は98%です。新規事業を始める方に適したカーリースだといえます。
GMSリースよりも安いカーリースはある?
あります。次の表を参考にしてください。
コスト重視派におすすめ!月額料金が安い車のサブスクランキングTOP3
車のサブスク 月々均等払いの月額料金
1位 | 定額カルモくん | 12,820円 |
2位 | オリックスカーリース | 13,090円 |
3位 | ニコノリ | 14,766円 |
※2024年8月1日時点の公式ホームページの情報より
※月額料金は軽トラック・軽バンを除く自家用車を対象に、各社公式ホームページで確認できる均等払いの最安値
※上記は契約期間が中長期のカーリースです
GMSリースのデメリットまとめ
結論
結論、「GMSリース」のデメリットをまとめると
- 支払いが遅れると車のエンジンを制御される
- 車両保険が月額料金に含まれていない
- 車検代を負担するプランに注意
- 納車まで1~2か月かかる
- 車種を選べない
- 支払いは口座振替のみ
- 走行距離制限に注意
- 途中解約できない
「GMSリース」のデメリットを解説しました。
「GMSリース」は短期利用ができるうえ、個人事業主にやさしいカーリースです。選ぶときは月額料金だけを見るのではなく、料金の内訳やサービス内容・契約期間を比較しましょう。
希望する車種がない方や長期契約を希望している方は、契約期間を自由に選べる「定額カルモくん」もおすすめです。「GMSリース」のデメリットを参考にして、快適なカーライフを送りましょう。
中古車をご検討される方はガリバー中古車在庫問いも合わせてどうぞ↓