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Cool MINT(クールミント)のデメリット8個を現役カーリースユーザーが教えます

▲本記事は、私・近藤が独自に作成しています。パブリック・リレーションズ(PR)が含まれていますが、各企業はコンテンツ内容には一切関与していません。

読者
Cool MINT(ミント)のデメリットだけを詳しく教えて!
読者
Cool MINT(ミント)って実際どうなの?
読者
Cool MINT(ミント)は自分に合っているのか知りたいな

今回はこんな悩みを持つ方のために、Cool MINT(クールミント)のデメリットを現役カーリースユーザーの私が徹底解説していきます。Cool MINTのデメリットは全部で8個。詳しい対処法とともに分かりやすくお教えします。

結論

結論、Cool MINT(クールミント)のデメリットをまとめると

1.申込金10万円の支払いが必須

2.3年契約は最後に車を返さなければならない

3.走行距離制限が月1,000kmまでしかない

4.メンテナンスは有料オプション

5.任意保険は別契約

6.途中解約できない

7.契約満了時に「残価精算」がある

8.目立つキズや凹み・汚れの修理代を求められることがある

Cool MINT(クールミント)には8つのデメリットがありますが、決して良くないカーリースではありません。どこのカーリースにもデメリットはつきものです。

Cool MINT(クールミント)で失敗しないためにも、Cool MINTがあなたに合ったサービスなのかを見極めましょう。

当記事の監修者

Cool-MINT(クールミント)の契約プラン比較表

Cool MINT新車プラン Cool MINTマンスリープラン
利用期間 3年・5年・7年・9年 1か月~11か月
月額料金 19,580 円~ 49,800 円~
中途解約 OK (精算あり) OK (中途解約金なし)
契約満了時の選択項目 ・新規契約
・再契約
・買い取り
・返却(3年契約は返却のみ)
・新規契約
・返却
対象車両 国産車すべて 掲載車両
任意保険 別途契約が必要 月額料金にコミコミ
走行距離制限 500km/月または1000km/月 1000km/月
プラン詳細 Cool MINT新車プラン Cool MINTマンスリープラン

カーリース

1.申込金10万円の支払いが必須

Cool MINT(クールミント)のホームページには「頭金・ボーナス払い0円」と記載されていますが、「申込金」として10万円の支払いが必須になっています。

Q:月額以外にかかる費用はありますか?

A:基本的にお客さまがご負担いただくのは、申込金(10万円)ガソリン代と駐車場代、任意保険料となります。

 ※申込金は支払総額に充当又は、納車後にご返金のいずれかをお選び頂けます。

引用元:Cool MINT

解説者
申込金10万円に関しては、各車両のページとよくある質問に小さな文字で記載してあるだけなので非常に分かりにくいです…。

ほとんどのカーリースでは頭金・初期費用0円です。しかし、Cool MINTは最初に10万円を支払わなければなりません。

車の乗り出しにまとまった費用がかからないところがカーリースのメリットですが、Cool MINTの申込金は大きな出費だと感じられるのではないでしょうか。

【対策】申込金は利用者に還元されます

申込金は「総支払額に充当して月額料金を安くする」か、「そのままの月額料金で利用して契約満了時に返金される」のどちらかを選択できるようになっています。

最終的に利用者の元へ還元されるしくみです。

2.3年契約は最後に車を返さなければならない

Cool MINT(クールミント)の3年プランは、契約満了時に車を返却しなければなりません。

5年・7年・9年プランでは、契約満了時に買い取りや再契約(延長)・契約から選べますが、3年プランだけは車が自分のものにならないので注意しましょう

【対策】返却が必須だから安い

残価が高い

出典:Cool MINT

Cool MINT(クールミント)の新車3年プランで返却が必須なのは、差し引かれる残価が高額だからです。

上の画像の「残価」部分を見ると、車両価格の大半を占めていますね。一方で「支払額」はほんの少しです。

読者
どうして3年契約だけ残価が高いのですか?Cool MINT(クールミント)は損をしないの?
解説者
たとえば、3年落ちの中古車は買い取り価格が高いですよね。 Cool MINTも同じで、車の価値が高いまま返却されることを見込んでいるため高残価で提供できます。

3.走行距離制限が月1,000kmまでしかない

Cool MINT(クールミント)では、月あたり500kmまたは1,000kmの走行距離制限がもうけられています。走行距離制限を超過すると、契約満了時に精算金を支払うことになります

ポイント

走行距離制限とは、契約満了時の車の価値をそろえるためにもうけられた制度です。

たとえば同じ車種をAさんは3年間で3万km乗り、Bさんは3年間で10万km乗ったとしましょう。すると両者の車の価値に差が出てしまいます。どちらにも負担が無いのなら、たくさん乗った方がお得ですよね。

そこで走行距離制限をもうけることで、万が一多く乗った場合は精算金を支払って負担を同じにしています。同時に、Cool MINT(クールミント)側も損をしにくくなるというしくみです。

ちなみに他社カーリースでは、走行距離制限が月あたり1,500~2,000kmのところもあります。はっきり言って、Cool MINT(クールミント)の走行距離制限は短い方です

【対策】契約満了時に超過していなければOK

Cool MINT(クールミント)の走行距離制限は、契約期間中に総走行距離数を超えなけば精算はありません

読者
旅行に行って月1,000kmを超えてしまっても、最終的に超えなければいいってことですか?
解説者
はい、そうです。その他の月に走行距離制限を超えないように乗っていれば問題ありません。

ただし、走行距離制限が毎月ギリギリになる方は要注意!契約前に、職場との往復距離などを計算しておきましょう。

4.メンテナンスは有料オプション

メンテナンス

出典:Cool MINT

Cool MINT(クールミント)のメンテナンス代は月額料金に含まれていません。メンテナンスプランに加入するか、別途実費で支払います

メンテナンス代を定額にしたい場合は、ベーシックパックに加入します。料金は月額料金に毎月プラスされる仕組みなので、毎月支払う月額料金が高くなります

ポイント

無料のエコノミーパックとの違いは、ベーシックパックに新車1か月と6か月点検・法定点検が付いていることです。税金や自賠責保険・諸費用はどちらにもコミコミです。

オイル交換の費用にも少し違いがあり、0円のエコノミーパックはオイル交換のみ・ベーシックパックはオイル交換とオイルエレメント交換費用が含まれています。

読者
メンテナンス代が定額になるのはありがたいですね!
解説者
それがそうでもないんです。 正直言って、ベーシックパックはお得とはいえません。 なぜなら新車1か月点検・6か月点検はメーカー負担のため、費用がかからないからです。

法定点検は軽自動車の場合、1回あたり1万円前後が相場です。

オイルエレメント交換費用は工賃含め2,000~3,000円程度と、1回あたりの費用負担はそれほど高くありません。

読者

えっ!それじゃ実際に定額になる費用は法定点検とオイルエレメントの費用だけということですか?何だかずるい書き方ですね…。

解説者
そうなんです。法定点検などは各自で整備工場に持ち込めば、もっと安く点検できることがあります。

正直言って、毎月の月額料金を支払ってまで加入する必要はないでしょう。

【対策】メンテナンスパックなしでもOK

Cool MINT(クールミント)のメンテナンスパックに加入せず、月額料金を抑えることもできます

メンテナンスパックを付けない場合、メンテナンス代を負担しなければなりません。しかし、車検代のように高額ではありません。

たとえば「ダイハツ タント」のベーシックパックは月額1,210円です。3年契約なら総額およそ4万円の出費になりますから、よく考えて加入の有無を決めましょう。

5.任意保険は別契約

Cool MINT(クールミント)の新車プランには任意保険(自動車保険)が含まれていません。契約をする際は別途契約が必要です。

読者
任意保険はあくまでも任意でしょ?自賠責保険もあるし、数年乗るだけなので契約しなくてもいいですよね。
解説者
いいえ、契約することを強くおすすめします。

自賠責保険だけでは万が一の修理代や治療費はまかなえません。たとえ数年の契約でも何が起こるか分かりませんから、任意保険には加入しておきましょう。

【対策】契約中の等級が引き継げることがある

現在任意保険を契約中の方は、契約中の等級を引き継げることがあります。

等級が引き継げるかどうかは契約内容によって異なるので、事前に保険会社に問い合わせておくと良いでしょう。

等級を引き継ぐことで保険料が安いまま利用できます。多少の手間はありますが、継続して利用することをおすすめします。

6.途中解約できない

Cool MINT(クールミント)の新車プランでは、契約途中に解約をすると違約金が発生します

記事冒頭で記載した「Cool MINTの比較表」の一部をご覧ください。

Cool MINT(クールミント)の契約プラン比較表

Cool MINT新車プラン Cool MINTマンスリープラン
中途解約 OK (中途解約金あり) OK (中途解約金なし)

Cool MINTの新車プランでは、中途解約OKで「中途解約金あり」と記載されていますね。一方でCool MINTマンスリープランには「中途解約金なし」と記載されています。

つまりCool MINTの新車プランでは、中途解約(途中解約)をすると中途解約金(違約金)の支払いを求められます。

中途解約金は高額です。Cool MINT(クールミント)の公式ホームページには中途解約金の金額について詳しく記載されていません。

たとえば他社カーリースでは「中途解約金=総支払額-これまで支払った金額」と計算されるのが一般的です。しかも中途解約金の支払いは一括で求められます

さらに事故で廃車になった・車を盗まれたなどの事情があっても中途解約金が発生するケースがほとんどです。

読者
もし契約の半年後に事故を起こして中途解約になったら、中途解約金はかなり高額になりますよね…?
解説者
はい。途中解約をする時期によっては、中途解約金が数十万円~100万円以上になることも十分考えられます。

Cool MINTの新車プランでは、途中解約ができないという認識で利用しましょう。

【対策】任意保険で中途解約金をカバー

任意保険の「車両保険」に加入していると、事故を起こしたときの車両代金を補償してもらえます。

また任意保険のカーリース向け特約「リースカー費用特約」は、車両保険だけでは補えない中途解約金もカバーしてくれるためおすすめです。

途中解約の違約金は、通常の任意保険ではカバーされません。契約前に別途加入しておくと良いでしょう。

ココがポイント

保険会社によって金額や保障内容が異なりますから、各保険会社に問い合わせてください。

7.契約満了時に「残価精算」がある

残価精算

出典:Cool MINT

Cool MINT(クールミント)新車プランのうち、5年・7年・9年プランは残価を利用者に公表する「オープンエンド」のカーリースです。(Cool MINT新車3年プランは残価精算がありません)

契約満了時に残価精算をおこない、査定した市場価格と残価に差額が生じると差額の支払いを求められるので気を付けましょう。

注意ポイント

Cool MINTのオンライン見積りを試してみましたが、残価の金額は表示されませんでした。通常は残価は利用者に公表するものですが、Cool MINTはオンライン見積りの時点で残価の金額が分からないので注意が必要。

新車5年・7年・9年プランを契約するときは、必ず残価の金額を確認してください

【対策】クローズドエンド契約・残価0円のカーリースがおすすめ

カーリースには残価精算のない「クローズドエンド契約」や「残価0円」のカーリースを選びましょう。

クローズドエンド契約のカーリースは「定額カルモくん」や「KINTO」が代表的。残価0円のカーリースなら「オリックスカーリース」があります。

8.目立つキズや凹み・汚れの修理代を求められることがある

Cool MINT(クールミント)の契約満了時に車を返却する際、車体に目立つキズや凹み・汚れがあると修理代を求められることがあります。

返却車両の内外装が著しく損傷している場合などは、修復してからリース車両をご返却ください

引用元:Cool MINT

契約途中に車が損傷したままの状態で乗ることはできますが、返却時に修理をするように言われます。目立つキズや凹み・汚れが見つかったら、速やかに修理しましょう。

【対策】修理してあれば修理代が発生しない

Cool MINT(クールミント)の契約中に車体を傷付けてしまったとしても、修理してあれば修理代を請求されることはありません

解説者
急な修理代をカバーするためにも、任意保険の車両保険に加入しておきましょう。

Cool MINT(クールミント)のメリット

メリット

1.税金・自賠責保険料を支払う手間がない

Cool MINT(クールミント)の月額料金には、契約期間分の税金と自賠責保険料が含まれています。

購入した場合は税金と自賠責保険料を都度支払わなければなりませんが、Cool MINTは月額料金を支払うだけです。

税金の支払いのために貯金をする手間がなくなるのはもちろん、税金の払い忘れのリスクもありません。

2.自宅へ納車してもらえる

Cool MINT(クールミント)は、自宅への納車が無料です。

ほとんどのカーリースでは、提携する整備工場やディーラーに納車されるのが一般的。自宅への納車が別料金の場合もあります。

無料で自宅へ納車してもらえるCool MINTなら、「車を取りに行くための交通手段がない」という方でも心配いりません。

また、納車された車を引き取りに行く時間や手間・交通費等も節約できるでしょう。

3.納車が早い

Cool MINT(クールミント)は車に乗りたいと思ったらすぐに乗ることができます。なぜなら、待たずに車に乗れる「マンスリープラン」があるからです。

マンスリープランとは、最短1か月から任意保険込みで車に乗れるプラン。在庫がある車を借りられるため納車が早いです。

Cool MINT(クールミント)の新車の納車までに日数がかかる場合でも、それまでのつなぎとして利用可能。新車プランの新車納車日が決定したら、納車日までにマンスリープランを解約すればOKです。

Cool MINT(クールミント)はとにかく早く車が必要という方にも、素早い対応をしてもらえます。

Cool-MINT(クールミント)は車検代が月額料金にコミコミ!

Cool MINT(クールミント)の月額料金には、最初から車検代が含まれています。

月額料金には次の費用が含まれています。

・車両本体価格

・標準指定オプション

・自動車税

・重量税

・環境性能割

・自賠責保険料

・登録費用

・車庫証明手続代行費用

・メンテナンス費用

車検代(3年プランは車検を跨ぎませんので対象外となります。)

引用元:Cool MINT

車検は高額で、普通自動車であれば1回10万円以上かかります。2年(新車登録時は3年)ごとに車検を受けなければならないので、車検代を貯めておかなければなりません。

車の維持費の中でも特に高額な車検代は、車を所有する際の大きなデメリットになっています。

しかしCool MINTなら車検代の貯金は一切不要。月額料金を支払うだけで車検時の高額な費用はかかりません。

解説者
Cool MINT(クールミント)の3年プランは車検がありません。なぜなら車検が来る前に契約満了になるからです。車検代がない3年プランは、月額料金も安い傾向にあります。

Cool MINT(クールミント)のデメリットに関するよくある質問

よくある質問

Cool MINT(ミント)のデメリットに関するよくある質問をまとめました。

Cool MINT(クールミント)のデメリットで一番気を付けることは何ですか?

中途解約金です。

「Cool MINT(クールミント)マンスリープラン」は途中解約ができますが、「Cool MINT(クールミント)新車プラン」の一部では高額な中途解約金が発生します。

万が一のときのためにも、任意保険に加入しておきましょう。

Cool MINT(クールミント)のデメリットは他社と比較して悪いですか?

悪いカーリースではありません。なぜなら、Cool MINT(クールミント)のデメリットは他社カーリースのデメリットにも当てはまるものが多いからです。

他社カーリースと比較するときは、Cool MINTのデメリットと他社カーリースのデメリットを比較して決めましょう。

Cool MINT(クールミント)は高い・やめとけと聞きましたが本当ですか?

Cool MINT(クールミント)が高い・やめとけとは思いません。

現金一括や自動車ローンと比較すると月額料金が高く感じられますが、車検がコミコミなぶん家計の管理がしやすいです。

解説者
ただし、もっと安いカーリースはあります。比較記事を参考に料金やサービス面を比較していただけると幸いです。

ポイント

カーリース(車のサブクス)15社の比較記事はこちら

↓ ↓ ↓

【最新】車のサブスクおすすめ15社を徹底比較!車サブスク成功・失敗談も紹介

Cool MINT(クールミント)より安いカーリースはある?

あります。次の表を参考にしてください。

コスト重視派におすすめ!月額料金が安いカーリースランキングTOP3

解説者
より安いカーリースはぜひこちらを参考にしてください。

コスト重視派におすすめ!月額料金が安い車のサブスクランキングTOP3

車のサブスク 月々均等払いの月額料金

1位 定額カルモくん 12,820円
2位 オリックスカーリース 13,090円
3位 ニコノリ 14,766円

※2024年7月1日時点の公式ホームページの情報より。

※月額料金は軽トラック・軽バンを除く自家用車を対象に、各社公式ホームページで確認できる均等払いの最安値

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