▲当サイトには広告が含まれています。



無職の方は車のローンを組めるのか心配ですか?この記事では、無職の方の車のローン審査基準や、審査に通過できるケースを徹底解説しています。さらに審査のコツやNG行動も、車屋経営者の私が分かりやすく教えます。

無職でも車のローンを組めるケースとは?
車のローン審査では、収入や雇用形態が大切なポイントとなっています。しかし無職の方が審査に絶対落ちるとも限りません。
無職の方が車のローンを組めるのはどんなケースなのか、詳しく解説していきます。
休職中
休職中の方は無職ではないものの、収入がない状態です。ただし休職の期間が短ければ、車のローンを組める可能性があります。
ポイント
休職は一時的なものなので、収入のない時期が少しであれば厳しく見られることはないと予想されます。
近々就職する
就職先が決まっており近々就職する方は、現在無職でもローンを組める可能性があります。
就職予定の方は家族や配偶者を保証人にしておくと、車のローン審査により通りやすいです。
ローン審査では、安定した収入があるかがポイントになります。安定した収入のある保証人を付けることで、審査通過率を高くしましょう。
家族や配偶者に安定収入がある
無職の方は安定した収入のある家族や配偶者がいれば、車のローンを組めることがあります。無職の場合は連帯保証人を求められるケースがあるでしょう。
ココに注意
家族共用の車として申し込む場合は、「名義貸し」に注意しましょう。後ほど詳しく解説します。
安定した副収入や資産がある
無職の方でも、株や家賃収入などの副収入があれば車のローンを組めることがあります。安定した副収入があれば、職の有無に関係なく審査に通ることがあるでしょう。
年金受給者
一定額の年金を受給されている方は、車のローンを組めることがあります。
ただし車のローンには年齢の上限が設定されていることがあるので、全てのローンに当てはまるものではありません。
ローン完済時の年齢が75歳や80歳以下といった、年齢制限がもうけられていることがあります。
無職だと車のローン審査に通りにくい理由
車のローン審査では、申込者が最後まで支払えるかを厳しくチェックしています。なぜなら支払い能力が低い場合は、ローンの未払いが起こる可能性があるからです。
無職の方は収入が安定しておらず、遅延や滞納のリスクが高いと判断されがちです。
ポイント
副収入に関しては、毎月の収入が安定している家賃収入などが望ましいです。
副収入はあくまでも副収入の位置づけです。金額は大きめであっても、安定したものでなければ審査に落ちてしまいます。
無職でもカーローン審査に通る方法はある?審査基準は?
無職で車のローン審査に通る方法はあります。審査基準は非公開のため確実な方法ではありませんが、審査に通りやすくなるとされている方法です。
支払能力の有無
一般的に、カーローンの審査に通る年収は200万円程度だとされています。
ただし頭金の金額や信用情報によっては、年収200万円より少なくても審査に通ることがあります。絶対に年収200万円必要というわけではありません。
消費者金融などの借り入れの有無
無職であっても消費者金融からの借り入れがない方や、金融事故歴がない方は信用度があります。
ただし無職であることは大きなマイナスポイントなので、その他の項目でクリアできることが望ましいです。
信用情報
信用情報とは、消費者金融からの借り入れ状況やその他ローンの返済状況・自己破産や任意整理歴の有無といった情報のことです。
個人信用情報機関にて共有されており、審査の際に照会されます。
年齢制限の範囲
カーローンには年齢制限がもうけられていることがあります。
18歳以上の運転免許保持者であることに加え、ローン終了時の年齢が85歳以下などの年齢制限がある場合があるため注意しましょう。
ポイント
年齢制限の上限の有無はローン会社によって異なります。上限がない信販会社もありますが、詳細は非公開です。

無職の場合の自動車ローン審査対策とコツ
無職の方の自動車ローン審査は厳しいため、通る可能性は低いと予想できます。しかし絶対落ちるともいえません。
そこで無職の場合にできる自動車ローン審査対策と、審査のコツをお教えします。少しでも審査に通りやすくするために、試してみてください。
安い車を選ぶ
審査対象の金額が安いほど自動車ローン審査に通りやすくなります。
新車よりも安い中古車を選べばより効果的です。乗りたい車がある方も、無職の方は安い車を選びましょう。
保証人や連帯保証人を立てる
無職の場合は、審査の際に保証人や連帯保証人を求められることがあります。
保証人にも審査がありますから、安定した収入のある身内になってもらいましょう。保証人として認められれば、審査はより甘くなるでしょう。
ココに注意
保証人や連帯保証人は、ローン未払いの際に請求が行きます。のちのトラブルを防ぐためにも、保証人と連帯保証人のリスクを理解してお願いしましょう。
頭金を支払う
頭金を支払うと審査対象の金額が下がり、審査に通りやすくなります。
無職の方でも頭金の支払い能力があれば、前向きに考えてもらえる可能性は0%ではありません。
家族が契約する
収入のある配偶者に契約してもらい車に乗るケースです。無職の方は審査を受ける必要がありません。
ただし、名義人は契約した家族になるので注意しましょう。基本的な支払いや未払いなどの責任は名義人にあたります。
審査の甘いローンを利用する
ローン会社を比較して、審査が甘いとされるローンで審査を受けてみましょう。
審査基準の甘い自社ローンもありますから、金利や総額・月々の返済額を比較して決めることをおすすめします。
無職の方のNG行動「名義貸し」とは?
名義貸しとは、実際にローンを利用しない第三者が名義人となることです。名義貸しは法律で禁止されており、犯罪となるので気を付けてください。
- 無職の方に変わって配偶者や親族・知人がローンを組み、無職の方がメインで車に乗る行為は名義貸しにあたることがあります。名義だけ貸して返済は無職の方がおこなう場合も同様です。
- 無職の方になりすました契約も名義貸しになります。
名義貸しでローンを組むと、支払いが滞った際に名義人に請求が行きます。名義貸しが分かった場合、ローンの一括返済を求められることもあるので気を付けてください。


ポイント
- ファミリーカーとして契約し、名義人がメインで利用する
- 名義人に全ての責任があると理解して車を利用する
最も安全な契約は連帯保証人になってもらうことです。無職で審査が心配でも、必ず自分の名前で審査を受けましょう。
無職が理由で車のローン審査に落ちたときの対処法
車のローンの審査基準は非公開ですが、年齢や信用情報に問題がないのに審査に落ちた場合は無職であることが原因だと予測できます。
無職が理由で車のローン審査に落ちたと考えられる場合は、次の方法を試してみてください。
カーシェアやレンタカーを利用する
カーシェアは審査がありますが、クレジットカードを持っていれば利用できる可能性があります。
カーシェアとは、1台の車を複数の人でシェアしながら乗るサービスです。車が必要な時だけ利用するため、所有する手間がありません。
ただし日にちや時間単位での料金となり、割高感があります。
レンタカーとは、審査なしで利用できる車のレンタルサービスです。ただしこちらも日にちや時間単位での料金となるため、頻繁に利用する方にとっては割高になります。
フリーローンなどで借りて車を購入する
自動車ローン以外の「フリーローン」などでローンを組み、車両代金に充てる方法です。
フリーローンとは、使い道が自由な個人向けローンのこと。銀行やクレジットカード会社・消費者金融などが提供しています。
就職してから審査を受ける
就職できる方は、職を持ってから審査を受ける方法が有効です。正社員や公務員が理想ですが、まずはアルバイトやパート・派遣社員でもかまいません。
安定した収入を得られれば審査に通りやすくなるため、職を持ってから審査を受けてみましょう。
無職で自動車ローン審査が不安な場合の選択肢
無職で審査が心配な方は、審査が甘いサービスまたは審査なしで車を購入することをおすすめします。
現金一括購入
現金一括購入であれば、審査なしで車を購入できます。審査がなければ無職であることも分かりません。
現金一括購入は確実に購入できます。安い中古車もありますから、予算内に収まる車を探しましょう。
カーリース
利用者が希望する車をリース会社が代わりに購入し、リースとして貸し出すサービスです。
頭金や初期費用は0円でもOKですが、審査はあります。ただし車のローン審査よりも甘いため、無職の方でも条件に合えば審査に通る可能性はあるでしょう。
カーリースのおすすめ→定額カルモくん、 オリックスカーリース
自社ローン
中古車販売店にある在庫の車に対して、現金の分割払いができるサービスです。ローンと名前が付いていますが、お金を借りる審査ではありません。
審査は信用情報を照会せずおこなわれるところもあり、無職の方であってもある程度の定期収入があれば審査に通る可能性はあるでしょう。
ただし審査が甘いとはいえ、絶対通るものではないので注意してください。
無職の車ローン審査に関するよくある質問
無職でも車のローンを利用できますか?
基本は審査が厳しい傾向にありますが、審査に通ることもあります。
無職で車のローン審査に通る方法やコツはある?
安定した副収入がある方や、保証人や連帯保証人を立てられる人はローン審査が甘い傾向にあるようです。
車のローン審査に落ちたらどうすればいいですか?
カーリースや自社ローンの審査を受けてみましょう。カーリースや自社ローンは、自動車ローンよりも審査が甘い傾向にあります。