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カーリースはデメリットだらけ?その理由と向いてない人のための真実

▲本記事は、私・近藤が独自に作成しています。パブリック・リレーションズ(PR)が含まれていますが、各企業はコンテンツ内容には一切関与していません。

読者
カーリースはデメリットだけらって聞いたから不安…

読者
カーリースはデメリットだらけと言われているのはなぜ?
読者
カーリースが自分に向いているか知りたいな

カーリースについて検索すると、「デメリットだらけ」というワードが出てきます。カーリースを検討している方にとって、このような噂は不安になりますよね。

今回はこのような悩みを持つ方に向けて、カーリースがデメリットだらけだと言われてしまう理由をお教えします。

さらに本当のデメリットを回避する方法や、向いている方の特徴なども詳しく解説。

カーリースがデメリットだらけと言われてしまう理由と真相が分かります。

ココがポイント

  • カーリースのプランによってはデメリットだらけになる可能性がある
  • カーリースは頭金や初期費用が不要などのメリットもある
  • デメリットをカバーできるカーリースならお得に利用できる

カーリースはデメリットだらけって本当?カーリースのしくみ

カーリースがデメリットだらけって本当?

カーリースがデメリットだらけだと言われている原因は、車を購入するしくみとカーリースのしくみが違うからです。最初にカーリースのしくみや特徴を理解していきましょう。

カーリースのしくみと特徴①:定額の月額料金で新車に乗れる

カーリースは顧客が選んだ車をリース会社が購入して貸し出しています。リース期間中の所有者はリース会社にあり、顧客は「使用者」です。月額料金は毎月定額で、レンタカーのように価格が変動することはありません

解説者
カーリースは基本的に月額料金を支払うだけでOKです。維持費などのまとまった出費が少なくなります。

カーリースのしくみと特徴②:車両価格から残価が引かれるから安い

カーリースの月額料金は、車両価格から「残価」を差し引いて計算されています。残価とは、契約満了時に予想される車の査定価格(市場価格)のことです。

たとえば車両価格300万円の車に対して残価が50万円に設定されていた場合、カーリースの月額料金は「(250万円+諸費用)÷契約月数」になります。

残価が引かれると車を購入するよりも安くなり、無理のない月額料金で新車に乗れます。

解説者
さらに月額料金を安くしたい方には、中古車のカーリースもあります。

【やばい】オリックス中古車リースの評判って?実際の口コミや料金を比較!【2024年3月】

カーリースのしくみと特徴③:契約期間分の税金・自賠責保険料が月額料金にコミコミ

カーリースの月額料金には、契約期間分の税金や自賠責保険料・登録諸費用などが含まれています。

契約期間中は税金や自賠責保険料を支払う手間がかかりません

税金や自賠責保険料は、月額料金に含めて少しずつ定額で支払われています。

支払いは所有者のリース会社が代行してくれるため、顧客は月額料金を支払うだけです。

カーリースがデメリットだらけと言われてしまう7つの理由

カーリースはデメリットだらけと言われる理由

「定額の月額料金」「残価設定」「維持費がコミコミ」などの特徴があるカーリースですが、カーリース独自のしくみが「デメリットだらけ」と言われてしまう理由になっています。

カーリースがデメリットだらけと言われる理由や原因について、詳しくみていきましょう。

デメリットだらけの理由①:中途解約をすると違約金が発生する

 

カーリースの月額料金は、総支払額を契約月数で割って算出されています。

契約期間中の契約内容変更や途中解約はできません。

どうしても途中解約をしたい場合は、違約金の支払いを求められます

カーリースにおける途中解約の違約金は、事故により廃車になった場合も同様に発生します。

やむを得ない事情の場合でも強制的に中途解約となるので注意が必要です。

ただし中途解約で違約金や残債の支払いを請求されるしくみは、カーローンや残価設定ローンの場合も同様です。

カーリースに限ったデメリットではありません。

ココがポイント

カーリースの中途解約に備えるためにできること

  • 自分に合った契約期間を設定する
  • 任意保険の「車両保険」に加入する
  • 任意保険の「リースカー車両費用特約」に加入する

カーリースの中途解約における違約金は、大まかにいうと「総支払額-これまでに支払った料金」が一般的です。

つまり、契約期間中に支払う予定だった費用が違約金とされています。

解説者
カーリースだけが高額な違約金を設定しているわけではありません。

しかし、途中解約をするタイミングによっては違約金が高額になるのは事実です。任意保険などに加入して対策をとっておきましょう。

デメリットだらけの理由②:ボーナス払いが高額になることがある

 

カーリースはボーナス払いの有無を選択可能です。ボーナス払いの金額が高額になるのと比例して、月額料金が安くなっていきます。このような理由から、カーリースがデメリットだらけだという声が見られます。

ココに注意

契約途中でボーナス払いを取り消す・金額を変更することは出来ません

契約期間中の転職・退職等でボーナスの金額が変わることがあるリスクも踏まえて検討しましょう。

カーリースの契約期間は中長期で設定される方が多いです。将来の転職や退職のことも考慮して、ボーナス払いの有無や金額は慎重に決めましょう。

解説者
心配な方はボーナス払いなしのカーリースで契約しましょう。

月額料金が一定なので、毎月の支出監理がしやすくなります。

デメリットだらけの理由③:総支払額が割高

 

カーリースは購入と比較すると総支払額が割高になる理由から、デメリットだらけと言われるようです。

しかしカーリースと購入・カーローンでは料金設定が大きく異なります。詳しく比較してみましょう。


カーリースと購入・カーローンの料金設定比較

カーリース 購入・カーローン
支払い対象 ・車両本体価格-残価
・税金(期間分)
・自賠責保険料(期間分)
車両本体価格
車検・メンテナンス費用 契約期間分を月額料金に含めた定額支払いまたは実費で支払う
※リース会社・契約内容によって異なる)
都度実費で支払う
税金・自賠責保険料 月額料金に含まれる
※支払いの手間なし
都度実費で支払う
任意保険(自動車保険) 月額料金にコミコミまたは別途契約 別途契約
頭金・初期費用 月額料金に含まれる
※別途支払いなし
支払いあり。
※まとまった費用を貯金しておかなければならない
契約期間 1年~11年
※リース会社・契約内容によって異なる
一括または3~5年

カーリースの基本的な総支払額には、残価が引かれた車両価格と契約期間分の税金・自賠責保険料が含まれています

また契約内容によっては、契約期間分の車検代やメンテナンス代を月額料金に含めることが可能です。

月額料金の詳細を知らない人が金額だけを比較すると、「デメリットだらけ」と感じられるのでしょう。

カーリースの契約期間は中長期が一般的です。

契約月数が長いと月額料金が安くなるため、頭金やボーナス払いなしでも無理のない支払いができます。

一方でカーローンは契約期間が短いため、毎月の返済金額が高額になりがちです。

対策として頭金やボーナス払いを設定し、毎月の返済額を抑えなければなりません。

さらに車検代や税金などの維持費の支払いが生じます。

解説者
カーリースの車両価格の支払いは、残価を差し引いた分のみで良いです。

契約期間中に車両価格全額を支払うことはありません。

デメリットだらけの理由④:残価精算で追加料金を支払う可能性がある

 

カーリースの車両価格には「残価」が設定されています。

車両価格は残価を引いた金額になるため割安です。

しかし、契約満了時に残価精算をおこなうカーリースもあります

残価精算とは、契約満了時に車の市場価格を査定して差額を精算することをいいます。

たとえば残価50万円の車に対して、契約満了時の市場価格が40万円まで下がったとしましょう。

この場合、差額の10万円を支払います。

カーリースがデメリットだらけといわれる理由には、このような追加料金を支払う可能性があるからだと思われます。

失敗しないためにも、「クローズドエンド契約」または「オープンエンド契約でも残価0円」のカーリースを選びましょう。

ココがポイント

オープンエンド契約の特徴

    • 顧客に残価の金額が公開される
    • 残価は高めで月額料金が安い
    • 残価精算で差額を請求される可能性あり
    • 残価0円なら差額の支払いなし

クローズドエンド契約の特徴

    • 顧客への残価の金額は非公開
    • 残価は低め
    • 残価精算で差額が発生しても差額を請求されない
解説者
残価精算で追加料金が発生するのは、オープンエンド契約のカーリースです。

追加料金のリスクを抑えたい方は、クローズドエンド契約や残価0円のカーリースを選びましょう。

デメリットだらけの理由⑤:走行距離制限をオーバーすると追加料金を支払う

カーリースは月あたり1,000~2,000kmの走行距離制限がもうけられています。

走行距離制限とは、契約満了時の査定価格を一定に保つための制度です。契約満了時に走行距離制限を超過していた場合は、追加料金を支払います。

走行距離制限があると「車に自由に乗れないかもしれない」「遠出しにくい」「超過したときの追加料金を支払いたくない」という気持ちから、カーリースがデメリットだらけといわれてしまうのでしょう。

ココがポイント

走行距離制限が月あたり1,000kmのカーリースでは、1か月を31日とすると毎日32kmまで走行可能です。

遠方へお勤めの方は、職場までの往復距離などを計算しておくと良いでしょう。

解説者
走行距離の査定は契約満了時のみです。

毎月厳密に守れていなくても、最終的に総走行距離数さえ守っていれば追加料金はありません。

月あたりの走行距離制限はあくまでも目安になります。

デメリットだらけの理由⑥:キズや凹みに対する原状回復費用を請求される可能性がある

 

カーリースでは契約満了時に車を返却する再、車のキズや凹みに対する「原状回復」を求められます。

原状回復費用は基本的に実費負担となり、リース会社の規定に沿って請求されるのが一般的です。

キズや凹みの程度によっては原状回復費用が高額になるため、デメリットだらけといわれるのでしょう。

「少しでもキズや凹みがあると高額な修理代を請求される」という噂があるようですが、キズの程度によってはおとがめなしとなるケースもあります。

全てはリース会社の規定に沿って進められるので、デメリットだらけとは言い切れません。

ココがポイント

車に乗っていると自然と付いてしまう小キズや経年劣化については、原状回復の対象になりません

解説者
原状回復費用をカバーできるカーリースもあります。

また、常日頃からキズや凹みを見つけたら修理しておきましょう。

任意保険の車両保険に加入しておくとより安心です。

デメリットだらけの理由⑦:自由にカスタマイズできない

カーリースがデメリットだらけといわれる理由のひとつに、カスタマイズが制限されている点があげられます。

カーリースは原状回復が前提のため、原則としてカスタマイズをしにくいです。

ただし絶対にカスタマイズはダメというわけではありません。

違法改造でなければ良いですし、アルミホイールの履き替えやシートカバーの取り付けといった簡単なカスタマイズはできます。

解説者
契約満了時に車がもらえる・買い取れるカーリースは返却の必要がないため、カスタマイズが自由です。

カーリースがデメリットだらけになるかは選び方がポイント!デメリットを回避できる7つの方法

カーリースがデメリットだらけになるかは選び方がポイント!その回避方法は?

カーリースがデメリットだらけといわれていますが、リース会社や契約プランによってはデメリットを回避できます。

後悔しないように回避方法を知っておきましょう。

ココがポイント

カーリースのデメリットを回避できる7つの方法

  1. ライフステージを想定して契約する
  2. ボーナス払いなしのカーリースを選ぶ
  3. 月額料金が安いカーリースを選ぶ
  4. 残価精算のないカーリースを選ぶ
  5. 走行距離が長い・または無制限のカーリースを選ぶ
  6. 原状回復費用に上限が設定されているカーリースを選ぶ
  7. 契約満了時に車をもらえるカーリースを選ぶ

ライフステージを想定して契約する

デメリットだらけといわれる中途解約は、カーリースの契約期間をライフステージに合わせることで回避できます。

カーリースの契約期間は3年・5年・7年・11年など中長期に設定されていることが多いです。

将来的な就職・結婚・子どもの自立といったライフステージの変化を想定して契約期間を決めましょう。

ライフステージから大きく外れた契約期間では、中途解約のリスクが高くなります。

心配な方は契約期間を1年単位で設定できるカーリースがおすすめです

解説者
事故や盗難といった万が一の中途解約のために、任意保険の車両保険に加入しておきましょう。

ボーナス払いなしのカーリースを選ぶ

毎月定額の月額料金は、カーリースの大きなメリットです。

月額料金を減らしたいために高額なボーナス払いを設定してしまうと、後々困ることがあります。

なぜなら、ボーナスの金額は転職や経営によって減額される可能性があるからです。

ココに注意

カーリースのボーナス払いを一度設定すると、金額も支払い方法も変えられません。

解説者
カーリースの月額料金は、ボーナス払いなしがおすすめです。

車両価格から残価が引かれているため、ボーナス払いなしでも安い月額料金で利用できます。

月額料金が安いカーリースを選ぶ

カーリースの月額料金は、契約期間分の税金や自賠責保険料・各種手数料が含まれています。

カーローンと比較すると月々の負担額に大差ないため、デメリットだらけと感じられるのでしょう。

ココがポイント

カーリースはローンと違って長期契約が可能です。ボーナス払いなしでも無理のない支払いができます。

解説者
カーリースの月額料金は、総支払額を契約月数で割って算出されています。

長期契約になるほど月額料金が安いです。

11年などの契約を検討されている方はより料金を抑えて契約できるでしょう。

残価精算のないカーリースを選ぶ

車を返却する際の残価精算で追加料金の発生を避けるために、残価精算のないカーリースを選びましょう

ココがポイント

残価精算のないカーリースは、「クローズドエンド契約」または「オープンエンド契約で残価0円」です。

解説者
私がおすすめする残価精算なしのカーリースは「定額カルモくん」「オリックスカーリース」「KINTO」の3社です。

走行距離が長い・または無制限のカーリースを選ぶ

毎日長距離を運転する方や趣味などで長距離移動をする方には、走行距離制限がデメリットだらけと感じられる原因になります。

しかしカーリースには走行距離無制限をうたっている会社や料金プランがあります。

走行距離制限がないカーリースを選べば、契約満了時に超過料金を支払うことはありません

ココに注意

走行距離無制限をうたっている場合も、中途解約をする際は走行距離を査定されます。

走行距離が無制限になるのは、あくまでも契約満了まで乗り続けて車をもらう(買い取る)場合に限るので注意しましょう。

解説者
走行距離無制限をうたっているカーリースは「MOTAカーリース」「オリックスカーリース」「定額カルモくん(7年以上の契約)」が代表的です。

車がもらえる(買える)カーリースから走行距離の査定がありません。

原状回復費用に上限が設定されているカーリースを選ぶ

経年劣化で付いたキズは原状回復をしませんが、車をこすった・ぶつけた際の目立つキズや凹み・汚れは原状回復の対象になります。

ココがポイント

車内で喫煙した際のタバコの臭いや、染み付いたペットの臭いなども対象になることがあります。

喫煙やペットの乗車を禁止されているカーリースもあるため、契約前に確認しておきましょう。

解説者
原状回復費用が心配な方は、原状回復費用に上限が設定されている(救済ルールがある)カーリースがおすすめです。

契約満了時に車をもらえるカーリースを選ぶ

カーリースでも自由にカスタマイズをしたい方や車の返却がデメリットに感じられる方は、車がもらえるカーリースをおすすめします

車をもらうことができれば、完全なマイカーとして乗ることができます。ドレスアップも自由です。

ココに注意

車をもらうためには、オプション加入や契約年数の設定(例:〇年以上の契約)などの条件が付けられているケースがあります。

また、途中解約をすると車はもらえません。

解説者
私がおすすめする車がもらえるカーリースは「オリックスカーリース」「MOTAカーリース」「定額カルモくん」「コスモMyカーリース」「カーコンカーリース」の5社です。

カーリースがデメリットだらけに感じる方・向いてない方とは?

カーリースがデメリットだらけに感じる向いていない方

カーリースのデメリットには回避方法がありますが、どうしてもデメリットだらけだと感じられる方もいらっしゃいます。

ここではカーリースのがデメリットだらけだと感じる方・感じない方の特徴を解説していきます。

カーリースがデメリットだらけに感じる方の特徴

ココがポイント

カーリースがデメリットだらけに感じる方の特徴

  • 車を返却することが損だと感じる
  • 中古車を買った方が安いと感じる
  • 総支払額が高く感じる
  • 契約期間が長すぎる・短すぎると感じる

 

解説者
上記カーリースのボーナス払いは確かに異常に高いですね。

どこのリース会社か分かりませんが、おそらく普通車を無理に月額2万円に設定したことでボーナス払いの金額が高額になったのだと思います。

普通車のカーリースなら現在はトヨタのサブスク「KINTO」が最もおすすめです。

KINTOなら解約金なしのプランもあります。

カーリースがデメリットだらけだと感じる方の特徴は、車を所有したい・総支払額を安くしたい・契約期間を気にせず乗りたい方です。

「車といえば所有するもの」「カーローンよりも高いから損」というイメージを持たれている方が多い印象です。

7年後の返却に関しては、マイカーのように乗りながら故障のリスクを未然に防ぐにはちょうど良い期間だといえます。

頭金不要なので、最新の安全装備の付いた新車に乗りかえるきっかけにもなるでしょう

「安全」という見えないコストを考えると、1台の車に壊れるまで乗るよりも事故の確率が下がります

カーリースがデメリットだらけに感じない方の特徴

ココがポイント

カーリースがデメリットだらけに感じない方の特徴

  • 頭金や初期費用を支払いたくない
  • 車の所有にこだわらない
  • 高額な車検代やメンテナンス代を楽に支払いたい

カーリースがデメリットだらけに感じない方の特徴は、車の所有にこだわらない・頭金や初期費用を抑えたい・高額な維持費の支払いを楽にしたい方です。

購入と比較すると、カーリースはまとまった費用を支払う機会が少なくなります

また、車を定期的に乗り換えたい方やメンテナンスをリース会社におまかせしたい方にもおすすめです。

上記の条件に当てはまる方は、カーリースとカーローンの違いを比較することで、カーリースのメリットが見えてくるでしょう。

後悔する前に伝えたい!カーリースの本当のデメリット

カーリース本当のデメリット

カーリースの本当のデメリットは、会社や契約プランの選び方で回避できます。

しかしどうしても避けることができない「本当のデメリット」があることも事実です。

ここからは、カーリースの本当のデメリットを正直にお伝えします。

事故や自損による車の修理費用は自己負担

カーリース利用中の事故などで車が修理対象になった場合、修理費用は基本的に実費負担となります。

リース会社によってはオプションのメンテナンスプランがありますが、対象はメンテナンス時の消耗品交換費用のみです。

ココがポイント

デメリット対策として、任意保険の「車両保険」に加入しておきましょう。

自分の車の修理代に対する保険金が支払われます。

解説者
トヨタのKINTOは月額料金に任意保険が含まれています。

さらに、修理代の免責金額も5万円までと上限が決められているため安心です。

事故を起こして廃車になった場合は強制的に中途解約になる

カーリース利用中に事故を起こして車が廃車になった場合は、物理的に車に乗れない状態です。

すると利用者が中途解約を望んでいなくても、強制的に中途解約扱いになります。

事故などのやむを得ない事情での中途解約となった場合でも、規定に沿った違約金(解約金)を支払わなければなりません

ココがポイント

任意保険の特約「リースカー車両費用特約」に加入しておけば、納車から日数が経っていない途中解約の違約金もカバーできます。

車のサブスク利用中に事故を起こしたら?中途解約金の回避方法と予防策5選!

審査に通過しなければ契約できない

カーリースは審査が必須です。

審査なしのカーリースはありません。

ブラックリスト登録されている方や、多額の借入金がある方などは審査に通らない可能性が高いです。

ココがポイント

審査通過が難しい方

  • ブラックリストに登録されている
  • 未払金や延滞金がある
  • 過去にクレジットカードなどの審査に落ちたことがある
  • 頻繁に転職を繰り返している
  • 年収が200万円よりも少ない

通常のカーローンと比較すると、カーリースの審査は甘い傾向にあります。

なぜなら自社のみで審査をおこなっている「自社審査」を取り入れているケースが多いからです。

カーリースの審査のハードルは低めだといえるでしょう。

ポイント

審査が甘いカーリースは「NOREL(ノレル)」「定額カルモくん」「オリックスカーリース」「KINTO」です。

ノレルGOなら「審査に落ちた人でも車に乗れる」の真相を徹底解説!

デメリットだらけじゃない!カーリースの8つのメリット

カーリースのメリット

カーリースはデメリットだらけといわれていますが、8つのメリットもあります。

カーリースならではのメリットをみていきましょう。

ココがポイント

デメリットだらけじゃない!カーリースのメリット

  1. 頭金・初期費用・ボーナス払い不要
  2. 月額料金が安い
  3. 好きなグレードや色・オプションを選べる
  4. まとまった費用なしで新車に乗れる
  5. 維持費を月額料金に含めて定額で支払える
  6. アフターサービスが充実している
  7. 契約満了時の選択肢が豊富
  8. 法人や個人事業主は月額料金が経費になる

カーリースのメリット①:頭金・初期費用・ボーナス払い不要

車を購入する際は、頭金や初期費用を支払うのが一般的です。

また返済中にボーナス払いを付けるケースが多いため、まとまった費用を支払うイメージが大きいのではないでしょうか。

購入の際の頭金や初期費用は数十万円・ボーナス払いは年2回程度が目安です。

車を購入するために貯金しておかなければなりません。

しかし、カーリースなら頭金や初期費用・ボーナス払いなしでも利用できます。なぜなら、初期費用として請求される登録諸費用や税金なども月額料金に含まれているからです。

乗り出しにかかる費用が月額料金のみなので、貯金をしていなくてもすぐに新車に乗ることができます

カーリースのメリット②:月額料金が安い

カーリースの月額料金は、車両価格から残価を引いた金額が対象です。

頭金やボーナス払いを適用しなくても、無理のない月額料金で新車に乗れます

通常のカーローンでは残価が引かれていません。ローン契約中に車両価格全額と諸費用を支払う必要がありますが、カーリースは契約期間分の支払いのみで良いです。さらに、契約満了と同時に支払いも終了します。

カーリースのメリット③:好きなグレードや色・オプションを選べる

カーリースは残価があるため、月額料金が安いです。

憧れの車や乗りたかった車に対するハードルが低くなります

車種やグレードにこだわりたい方はもちろん、最新の安全性能が付いた車や環境に配慮した車に乗りたい方にも向いています。

カーリースのメリット④:まとまった費用なしで新車に乗れる

カーローンや現金一括では初回にまとまった費用を支払いますが、カーリースは頭金・初期費用なしで新車に乗れます。

車に乗るには最初にまとまったお金がかかるというイメージがありますが、カーリースは車に乗る際のハードルが低いところがメリットです。

カーリースのメリット⑤:維持費を月額料金に含めて定額で支払える

車に乗るには車両価格の他に、定期的に維持費が発生します。

維持費には税金や自賠責保険料・任意保険料・車検代・メンテナンス代・消耗品代などがあります。

これらの費用を定期的に、必要に応じて支払わなければなりません。

カーリースは、契約期間分の税金と自賠責保険料・各種諸費用は全て月額料金に含まれています

支払いは月額料金として定額で支払うため、維持費のためにお金を貯める手間がありません

カーリースのメリット⑥:アフターサービスが充実している

カーリースは契約期間中にさまざまなアフターサービスを受けられます。

内容はリース会社によって異なり、車検やメンテナンスの実施・メンテナンス時期の通知・車に関する相談などさまざまです。

車に詳しくない方でも、安心して契約できるサービスが充実しています。

車を購入する場合は、購入後のメンテナンス等は基本的に自身でおこないます。

ある程度の知識や手間を求められますが、カーリースではカスタマーサービスにほぼおまかせできます

カーリースのメリット⑦:契約満了時の選択肢が豊富

車を購入して手放す際は、買い取り業者への依頼や廃車の手続きなどの手間がかかります。

カーリースでは契約満了時にリース会社に「返却」するだけで良く、手間がありません。

リース会社や契約内容によっては、より多くの選択肢が広がります。

カーリース契約満了時の選択肢

返却 車を返却する
買い取り 買い取り費用を支払って車を自分のものにする
車をもらう 車をそのままもらって自分のものにする
乗り換え(新規契約) 乗っていた車を返却して新しい車を契約する
再リース 乗っていた車に対して「再契約」して乗り続ける

ココに注意

契約満了時の選択肢は、リース会社や契約プランによって異なります。ご希望のリース会社に上記の選択肢がない場合があるので注意しましょう。

カーリースのメリット⑧:法人や個人事業主は月額料金が経費になる

カーリースは、法人や個人事業主の方にもメリットがあります。

月額料金を経費として計上できるため、税金や減価償却費などの仕訳作業がありません。

解説者
カーリースの月額料金は、契約期間分の税金や自賠責保険料がコミコミです。

マイカーでは別々に仕訳をしますが、カーリースはまとめて経費として計上できます。

ココがポイント

カーリース法人契約のメリット

・月額料金を経費に計上できる

・車両管理を任せられる

・突発的な出費がない

・支出管理しやすい

・負債扱いにならない

・希望ナンバーを取得できる

・アフターサービスが充実している

カーリースは会社選びでデメリットを回避できる!

カーリースはデメリットだらけといわれていますが、実際はメリットも多いことが分かりました。

失敗しないためには、カーリースのメリットデメリットを比較して自分に合った契約をすることが大切です。

定額カルモくん」は、カーリースのデメリットを回避できる条件がそろっています。

契約期間は1年から11年まで、1年単位で選択可能。さらに車検代を含むメンテナンス代が定額になるオプションもあります。

定額カルモくんは、豊富なオプションから必要に応じて追加していくスタイルで無駄がありません。

契約の自由度が高く、コスパの良いカーリースとしておすすめです。

よくある質問

よくある質問

カーリースがデメリットだらけって本当?しくみを教えて!

カーリースは中途解約不可・残価精算がある理由から、デメリットだらけという噂もあります。

ただしデメリットを回避する方法もあるので、一概にデメリットだらけとは言い切れません。

まずは複数のリース会社の特徴を比較することから始めてみましょう。

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カーリースが向いてない人の特徴は?

車は所有するものだと思う人や、車の返却を損だと感じる人・車検やメンテナンスを自分で手配できる人などです。

またライフステージが頻繁に変化する人は、途中解約となる可能性があるので向いていません。

カーリースのメリットは?

頭金や初期費用が不要・まとまった出費がない・月額料金が安い・家計管理しやすいなどがあげられます。

また審査もカーローンより甘い傾向にあるため、ローン審査に落ちてしまった方にとってもメリットといえます。

解説者
カーリースの審査は契約ではありません。

契約前であれば、審査後に断ることができますのでまずは審査を受けてみることをおすすめします。

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