▲当サイトには広告が含まれています
消費者金融の利用履歴は、車のローン審査に影響するという噂は本当なのでしょうか。今回は消費者金融の履歴が車のローン審査に与える影響と、車のローン審査の際に落ちるケース・気を付けたいことについて解説します。
消費者金融とは?
消費者金融とは、個人向けの資金融資サービスです。消費者金融の利用履歴は個人信用情報機関に保管され、車のローンなどの審査の際に照会されています。
消費者金融の履歴が車のローン審査に影響するケースはあります。しかし利用履歴だけなど影響しないケースもあり、利用履歴のある方が全員審査に落ちやすくなるわけではありません。
車のローン審査に消費者金融の履歴が影響するケース
消費者金融の利用履歴があること自体は、車のローン審査に影響しません。
しかし借り入れ中に返済が滞ったり、限度額いっぱいまで利用したりしていると車のローン審査に影響することがあります。
ポイント
車のローン審査に消費者金融の履歴が影響するケース
・2か月以上の延滞をしたことがある
・携帯料金を長期間滞納したことがある
・債務整理(自己破産・任意整理)をしたことがある
・複数社からの借り入れ履歴がある(多重債務者)
・限度額いっぱいまで借り入れている
債務整理歴や延滞・滞納履歴がある
自己破産や任意整理歴・スマートフォン利用料金などの長期延滞や滞納履歴があると車のローン審査に影響します。
債務整理歴のある方は、個人信用情報機関にブラックリストとして登録されている状態です。ブラックリストは「異動情報」と言われ、5~10年間は審査に影響するでしょう。
ココに注意
任意整理は任意整理中と完済後から5年間ほどブラックリストに登録されています。自己破産の場合は自己破産をした日から10年程度がブラックリスト登録期間です。
さらに支払いの長期延滞は、個人信用情報機関に「延滞記録」が残ります。
複数社からの借り入れ履歴がある(多重債務)
複数(4社以上)の消費者金融などから借りている状態を「多重債務」といいます。
多重債務には消費者金融以外に、銀行や信販会社などからの借り入れも含まれるので注意しましょう。
すでに3件以上のローンを組んでいる状態の方は、車のローン審査に影響します。
限度額いっぱいまで借り入れている
消費者金融などのローンは、借り入れできる限度額が年収の3~4割までと決められています。
すでに他社で借り入れをされている方は、車のローン審査に申し込む金額も含めて年収の3~4割までにしなければなりません。
車のローン以外に消費者金融などで限度額いっぱいまで利用した履歴がある方は、車のローン審査に影響します。
年収別の借入上限額一覧
| 年収 | 借入上限額 年収の3~4割程度 |
| 200万円 | 60~80万円 |
| 250万円 | 75〜100万円 |
| 300万円 | 90〜120万円 |
| 350万円 | 105〜140万円 |
| 400万円 | 120〜160万円 |
| 450万円 | 135~180万円 |
| 500万円 | 150〜200万円 |
| 550万円 | 165〜220万円 |
| 600万円 | 180〜240万円 |
| 650万円 | 195~260万円 |
| 700万円 | 210〜280万円 |
※実際の借入可能額は、年収や信用情報、ローン会社の審査基準によって異なります。
車のローンの種類
車のローンはおもに3種類あります。銀行や信用金庫などの「銀行系ローン」とディーラーが提供する「ディーラーローン」、中古車販売店などの「自社ローン」です。
それぞれのローンは、金利や審査の難易度が異なります。特徴を知り、あなたに合ったローンを組みましょう。
自動車ローンの種類と難易度・金利・総額を比較
| 銀行系ローン | ディーラーローン | 自社ローン | |
| 審査難易度 | 厳しい | 銀行系よりも通りやすい | 通りやすい |
| 金利 | 低い (1〜3%) |
銀行系よりも高い (5〜9%) |
高い |
| ローン総額 | 安い | 銀行系よりも高い | 高い |
銀行系ローン
大手銀行や地方銀行・信用金庫やJAバンクなどのローンです。もっとも金利が低く、取り扱いが多いローンになります。
ただし審査難易度は一番高いです。消費者金融からの借り入れがある場合は審査に影響することがあります。
ポイント
消費者金融からの借金があっても、完済されている方や遅れずに返済している方は審査に通る可能性があります。一方で、返済が遅れている方の審査通過は厳しいでしょう。
ディーラーローン
車を購入するディーラーで組めるローンです。ディーラーでそのまま審査と申し込みができるので、一番手間がかかりません。
審査は銀行系ローンよりも利用できる人が多いでしょう。ただし金利は銀行系ローンよりも高い傾向にあります。
自社ローン
中古車販売店などが提供するローンです。銀行系ローンやディーラーローンのように、お金を融資してもらうローンではありません。お店の在庫の車に対して、現金の分割払いをしながら車に乗れるローンです。
審査は通過しやすく、お店の裁量によって異なります。審査の際は信用情報を照会しないところがあり、他の種類のローンで審査通過が厳しい方でも利用できる可能性が高いです。
自社ローンはお金を借りるローンではないので金利はありませんが、手数料として毎月の返済額に上乗せされているケースがほとんどです。
総支払額は3種類のローンの中でも一番高くなるでしょう。
車のローン審査で気を付けたいこと
消費者金融の履歴は車のローン審査に影響するケースがありますが、審査に通るために計画通り返済することが大切だと分かりました。
しかし、ローンに申し込む際に気を付けたいことは他にもあります。まずは車のローン審査に通りやすい人の特徴を見てみましょう。
ポイント
車屋目線で見る車の審査に通りやすい人
- 無理のない範囲で審査を受けている
- 計画的に消費者金融を利用している
- 消費者金融の返済が遅れていない
- 勤続年数が長い
- 安定した収入がある
- 正社員・公務員
- 頭金を支払える
車のローン審査では、上記の条件に加えて次の4つに気を付けてください。
嘘の情報で申し込まない
消費者金融の履歴があると車のローン審査の影響が気になるかもしれませんが、絶対に噓の情報で申し込んではいけません。
嘘の情報で申し込んだことが分かると、審査対象外となるからです。
ポイント
虚偽申告の例
- 年収を高くして申し込む
- 嘘の職業で申し込む
- 退職済みの職場名で申し込む
- 勤続年数を長くして申し込む など
車のローン審査では、申告した職場に対して「在籍確認」をすることがあります。在籍確認とは、職場に電話をかけて申込者が本当にその職場に勤めていることを確認する作業です。
噓の情報で申し込むと、虚偽申告が信販会社に知られる可能性があります。
審査前の転職は控える
車のローン審査では、勤続年数が長いほど有利になります。審査前に転職をすると、勤続年数がリセットされるので気を付けてください。
また、審査途中の転職もNGです。申し込んだ職場と実際の職場が異なると、虚偽申告と判断される可能性があります。
転職を考えている方は、審査に通過した後にしましょう。
複数社への同時申し込みや1社に繰り返し申し込みはしない
車のローン審査の履歴は、個人信用情報機関に残ります。
複数の車のローン審査に同時に申し込む方や、一度落ちたローンに何度も申し込む方は「お金に余裕がない」と判断されるので気を付けましょう。
審査前に消費者金融で借り入れをしない
車のローン審査の前に消費者金融などで借り入れを作ると、借り入れ限度額を超える可能性があります。
また車のローンで借りられる金額も少なくなるので気を付けてください。
どうしても借り入れが必要な場合は、審査通過後にしましょう。審査通過後は借り入れ限度額が減っているので注意が必要です。
カーローン以外で車に乗る方法はある?
消費者金融の履歴があっても、計画的に返済できていれば審査に影響することはありません。しかしカーローンの借り入れ限度額が少ないことや、頭金・初期費用の支払いを求められます。
審査通過が難しいと思われる方は「現金一括購入」「カーリース」「自社ローン」で車に乗ることを検討しましょう。
現金一括購入
ポイント
現金一括購入の特徴
- 審査がない
- 一度に多額の現金を支払わなければならない
- 車が自分名義になる
- 自由に乗り換えや売却ができる
現金一括購入は、審査なしで車に乗れる唯一の方法です。ただし多額の現金がなくなるため、生活に支障が出る可能性があります。
現金一括購入が向いている人
- 生活費を6か月分以上残して支払いができる
- 近い将来、車の乗り換えや売却の予定がある
すぐに車が自分名義になることや、自由に乗り換えや売却ができる点がメリットです。多額の現金が必要な点から見ても、現実的ではないでしょう。
カーリース
ポイント
カーリースの特徴
- 頭金・初期費用0円で新車に乗れる
- 月額料金がずっと定額
- 車のローンよりも利用できる可能性がある
- 法定費用が月額料金に含まれている
- 車検・メンテナンスをおまかせできる
- 家計管理が楽
- 一度に多額の現金が減らない
- 審査がある
- 途中解約できない
- 走行距離制限がもうけられている
カーリースとは、利用者が希望した車をリース会社が代わりに購入して月額料金を支払いながら新車に乗れるサービスです。
審査難易度は車のローンよりも利用できるケースが多い傾向にあります。理由は直接お金を融資してもらう契約ではないからです。
頭金・初期費用0円で、月額料金はずっと変わりません。一度に出ていく現金を少なくできるほか、家計管理がしやすくなる点がメリットとなっています。
ただし途中解約ができないことや、走行距離制限がもうけられていることに注意しなければなりません。
カーリースが向いている人
- 車の乗り始めの出費を抑えたい
- 家計管理を楽にしたい
- 手元の現金を減らしたくない
- 消費者金融の支払いが遅れていない
- 車検やメンテナンスをおまかせしたい
- 年間走行距離が1万kmよりも少ない
自社ローン
ポイント
自社ローンの特徴
- 利用できる人が多い
- 審査の際に信用情報を照会しない
- 消費者金融の履歴があっても利用できる可能性がある
- 総額が割高
- 審査に落ちることがある
自社ローンとは、中古車販売店などの車を分割払いしながら乗れるサービスです。審査はカーローンやカーリースよりも利用しやすいといえます。
ただし安定した収入がない方や消費者金融の支払いが遅れている方は、審査に落ちることがあるので注意が必要です。
お金を借りないサービスなので金利はありませんが、手数料などを含めると総額は一番高くなるでしょう。
自社ローンが向いている人
- 債務整理歴(自己破産・任意整理・代位弁済)がある
- 多重債務者
- カーリースの審査に通過する自信がない
消費者金融の履歴はカーリースの審査に影響する?
消費者金融の利用履歴だけであれば、カーリースの審査には影響しません。影響するケースは車のローンと同様に、債務整理歴や多重債務・限度額ギリギリの借り入れをしているケースです。
しかしカーリースは車のローンよりも利用できる人が多いです。理由はカーリースが直接お金を借りるための審査ではないことと、車の所有者がリース会社であることが関係しています。
さらにカーリースは車のローンよりも長く契約ができます。また車両価格から残価を引いた金額で月額料金が計算されています。そのため毎月の支払額を車のローンよりも低く設定できるでしょう。
カーリースの審査に落ちても、審査の履歴が信用情報に残りません。同じカーリースで何度でも再審査を受けられます。
たとえ審査に通過しても、本契約をかわす前であればキャンセルが可能です。自社ローンの審査を受ける前に、カーリースの審査を受けることをおすすめします。
消費者金融の利用履歴だけなら、車のローン審査に基本的に影響しません
消費者金融の履歴は車のローン審査に影響するケースがありますが、利用履歴だけで返済が遅れていなければ大きく影響しません。
ただし消費者金融で返済中の方は、車のローンで借りられる金額が少なくなることに気を付けなければなりません。消費者金融の借り入れ中の金額も含め、年収の3~4割以内に収まるように申し込みをしましょう。
一方で多重債務者や債務整理歴がある方・限度額いっぱいまで借りている方は審査に影響します。まずは今ある借金をできるだけ返済し、借入可能額を増やしましょう。
車のローン審査が心配な方は、カーリースや現金一括購入・自社ローンも検討して車に乗れる方法を検討してください。
よくある質問
Q:消費者金融の履歴がある人は車のローン審査に影響しますか?
A:消費者金融の利用履歴だけなら影響しません。返済が遅れていなければ車のローンを組める可能性が高いです。
ただし、車のローン審査は消費者金融の履歴以外の項目も影響します。その他の項目によっては審査に通らないケースもあるでしょう。
Q:消費者金融を利用して車のローンを組めますか?
A:はい、可能です。ただし金利が高い可能性があるので、車のローンの金利と比較して利用しやすい方法を選びましょう。
Q:車のローン以外で車に乗れる方法はありますか?
A:現金一括購入やカーリース・自社ローンがあります。中でもカーリースは車のローン審査よりも通過しやすく、車の乗り出しに費用がかかりません。審査は何度でも受けられますから、カーリースの審査を受けてみることをおすすめします。


