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車の買い替えや乗り換えは車検のタイミング(3年・5年・7年)でおこなうケースが多いです。車検時期での車の買い替えや乗り換えは、いつがベストタイミングなのでしょうか。
結論
・3年の乗り換えは車検不要。ローンの残債に注意
・5年での売却価格は高値がつきやすい
・7年経ったら車の乗り換えや買い替えの最終判断を
3年で車の買い替えは早い?車検のタイミング(3年・5年・7年)で特徴を比較
車の買い替えや乗り換えを考える際に、3年は早すぎると考える方もいらっしゃるでしょう。しかし車検を受けることなく買い替えできるため、3年ごとに買い替える方は少なくありません。
基本的に車検のタイミングで買い替えるのが向いています。結論から言いますと、コスパ良く乗り換えるなら3年、ローンを組んでいるなら5年がベストです。
その他買い替えタイミング別の大まかな特徴は次の通りです。
| 買い替え時期 | 売却価格 | 車検費用 | 故障リスク |
| 3年 | 一番高い | なし | 低い |
| 5年 | 高い | 1回分 | ある |
| 7年 | 下がる | 2回分 | ある |
| 13年 | 大きく下がる | 5回分 | 高い |
ここでは車の買い替えタイミングの特徴を、年数ごとに比較していきます。まずはこちらのグラフをご覧ください。
車の価値と乗車年数

車の価値(%) 乗車年数(年)
大まかではありますが、新車の価値を100%とすると車の価値は3年・5年・7年の車検時期に下落します。
| 年数 | 車の価値の目安 |
| 新車 | 100% |
| 1年 | 80% |
| 2年 | 65% |
| 3年 車検 | 55% (最初の下落) |
| 4年 | 47% |
| 5年 車検 | 40% (2回目の下落) |
| 7年 車検 | 30% |
3年または5年までに買い替えれば大きな損がありません。しかし7年を過ぎると、新車の3割程度の価値にまで下がります。
3年で買い替え
ポイント
3年で買い替える際の特徴
- 車検費用がかからない
- 売却価格が高い
- 大きな故障が少ない
3年で買い替えるメリットは、車の維持費が少ないことです。車検を受ける前に売却すれば、車検費用がかかりません。
また新車に近い状態のため、売却の査定価格も高くなるでしょう。経年劣化による故障も少なく、良い状態のまま車を売ることができます。車を売った資金で買い替えや乗り換えができるでしょう。
5年で買い替え
ポイント
5年で買い替える際の特徴
- メーカー保証が切れていることが多い
- 車の価値が下がる
- ライフステージの変化が起こりやすい
5年で買い替えや乗り換えをする場合、2回目の車検を受けるタイミングになります。5年経過後はメーカー保証が切れているケースがあり、メンテナンス費用がかかってくる時期です。
また5年経過すると、車の価値は大きく落ちてきます。半分近く落ちてしまうため、ローン後に売却して乗り換えや買い替えを検討するなら5年がベストです。
車を購入して5年経過すると、年齢によっては家族構成が変わり乗り換えや買い替えを検討する方が増えてくるでしょう。
7年で乗り換え
ポイント
7年で乗り換える際の特徴
- 車の売却価格がかなり下がる
- 乗り換えるか乗り続けるかの最終判断の時期
- 査定に出して相場を知るのもおすすめ
7年目は3回目の車検を受けるタイミングです。車の価値は半分以下に落ちていますから、売却して乗り換える場合は最後のチャンスといえるでしょう。
現在の車の価値が気になる方は一度査定を受けてみて、いくらくらいで売れるのかを予測するのもおすすめです。
13年で乗り換え
ポイント
13年で乗り換える際の特徴
- 自動車税の種別割が高くなる
- 車検代やメンテナンス費用が高額になる
新車登録から13年以上経過した車は、自動車税が高くなります。また燃費は落ちており、ガソリン代が高くなるデメリットも出てくるでしょう。
経年劣化による故障や不具合も出てくる時期ですので、車検代やメンテナンス代が高額になりがちです。
3年で乗り換える6つのメリット
3年で乗り換えるとメリットが多いです。コスパ面を考えても、3年で乗り換えるタイミングは有効だといえます。ここではより詳しく解説していきます。
ポイント
3年で乗り換える6つのメリット
1.査定価格が高い
2.車検代やメンテナンス代が少ない
3.最新の車に乗り換えできる
4.メーカーの新車保証が付いたまま売れる
5.任意保険の新車割引がある状態で売れる
6.最新の安全性能が備わった車に乗れる
1.査定価格が高い
新車登録から3年の車は、売却の際の査定価格も高い傾向にあります。人気の高い車であれば、より高い価格が付くケースも少なくありません。
早い段階での乗り換えを検討されている方は、3年目の乗り換えがおすすめです。
2.車検代やメンテナンス代が少ない
走行距離にもよりますが、3年の車は車検代やメンテナンス代が少ないです。経年劣化による故障がほぼないため、車の維持費を抑えられるでしょう。
3年ごとに新車に乗り換えれば、最新かつ安全な車に乗り続けられます。
3.最新の車に乗り換えできる
3年ごとに乗り換えると、常に最新の車に乗り続けられるのがメリットです。技術が発展した現在は、燃費の良い車や安全装備の付いた車など次々と新しい車が発売されています。
最新の車に乗りたい方は、3年で乗り換えや買い替えをすると良いでしょう。
4.メーカーの新車保証が付いたまま売れる
メーカーの新車保証は、一般保証と特別保証があります。いずれも3年目であれば保証が付いたままなので、査定価格が高くなりやすいです。
査定価格が高くなる理由は、新車の状態に近いことや次のオーナーが安心して乗れる点が考えられます。
新車保証一覧
| 一般保証 | ・新車登録から3年間または走行距離6万㎞の早い方まで ・エアコンやカーナビなどの電装部品が対象 |
| 特別保証 | ・新車登録から5年間または走行距離10万㎞の早い方まで ・エンジンやステアリング・ブレーキなどが対象 |
5.任意保険の新車割引がある状態で売れる
任意保険(自動車保険)には、新車割引制度が付いています。新車割引は初年度登録から25~37か月間適用されるのが一般的です。
新車割引が付いている状態で車を売却しても、保険を引き継ぎすれば次の新車にも新車割引が適用されます。
6.最新の安全性能が備わった車に乗れる
3年で車を乗り換えたいと言う方の中には、「人をひくリスクを最小限にしたいから」と答える方も多いです。
より最新の安全ブレーキ性能が備わった車を運転することで事故が起こるリスクを最小限に抑えることができるでしょう。
3年で乗り換えるときのデメリットと注意点
3年で車の買い替えをする際は、2つのデメリットに気を付けましょう。ローンの残債があるケースは特に注意が必要です。
ポイント
3年で乗り換えるときのデメリットと注意点
- ローンの支払いが残っているケースに注意
- ローンの残債ありで売却を繰り返すと損をすることも
ローンの支払いが残っているケースに注意
もしも車のローンを5年で組んでいる方が3年目で乗り換えようとした際には、残債が残っています。ローンが終わっていない場合、車の名義は審判会社にあるため売却できません。
どうしても乗り換えたい場合は、残債を支払って自分の名義にするなどの対策が必要です。
ローンの残債ありで売却を繰り返すと損をすることも
ローンの残債がある状態で売却を続けると、まとまった費用が発生します。また売却時には車の価値は新車登録時よりも下がっていますから、損をするケースがあるでしょう。
ローンには金利が付きますから、金利分をみてもローンの残債がある状態で売却することは損失になりやすいです。
3年で乗り換えるなら頭金・初期費用0円のカーリースが手軽
カーローンを組んでいる間は、車の買い替えや乗り換えがしにくいです。3年で買い替えたい方は、売却できるチャンスを逃してしまいます。
ローンが心配で3年目の買い替えを迷っているなら、カーリースという方法があります。
カーリースは頭金・初期費用0円で新車に乗れます。3年で契約満了するプランもあるため、3年後の乗り換え時も残債なしです。
カーリースの月額料金は最初から最後までずっと変わりません。
5年で乗り換える3つのメリット
車の価値は5年を超えると一気に下がります。5年目の車検が近づいたら、売却するか乗り続けるかを考える時期です。
ポイント
5年で乗り換える3つのメリット
- メーカーの特別保証が付いたまま売れる
- 買取価格が高いときに売れる
- ローン完済後に売れる
1. メーカーの特別保証が切れる前に売れる
メーカーの特別保証は、新車登録から5年間付いています。特別保証が付いている間は新車に乗り続け、保証が切れる前に売れば修理代も安く済むでしょう。
特別保証はエンジンやステアリング・ブレーキなどが対象です。万が一故障した際は、対象の修理が保証の範囲内で受けられます。
2. 買取価格が高いときに売れる
車の買取価格は3年~5年をめどに落ちていくといわれています。
3年目は買取価格が高いですが、5年ローンを組んでいる方は難しいでしょう。5年目であれば、買取価格が高い間に売却できます。
ただし、車の状態や走行距離によっては買取価格が下がることがあるので注意してください。
3. ローン完済後に売れる
車のローンは5年契約が多いです。ローン完済後であれば車は自分のものになるので、自由に売却できます。
またローンの完済実績があるため、審査の際の実績にある程度有利になることもメリットのひとつです。
5年で乗り換えるときのデメリットと注意点
5年で乗り換える際は、売却価格が下がるケースが出てきます。少しでも高く売りたい方が気を付けたいポイントは2つです。
ポイント
5年で乗り換えるときのデメリットと注意点
- モデルチェンジ後の売却は旧車となる
- 5万km以上の走行距離は過走行となる
モデルチェンジ後の売却は旧車となる
車のフルモデルチェンジは、4年ごとが多いです。マイナーチェンジは、およそ2年に1回となっています。
新車登録から5年間乗っていると、モデルチェンジ後の売却になる可能性があるでしょう。モデルチェンジ後は現行の車と異なり、旧車扱いとなってしまいます。
5万km以上の走行距離は過走行となる
車の買取価格は、走行距離と大きく関係しています。年間1万km以内であれば問題ありませんが、5年で5万kmを超えると過走行となり買取価格が下がるので気を付けましょう。
5年あれば旅行や趣味・予定外の走行などで過走行となるケースが出てくることがあります。
車の買い替えで高く売るコツ
車の買い替えで少しでも高く売るには、どうしたら良いのでしょうか。ここでは車屋経営者の私が、車の乗り換えで高く売るコツを解説していきます。
ポイント
車の買い替えで高く売るコツ
- 新車に近い状態を保つ
- 複数で査定してもらう
- 次の車は人気の車種やカラーを選ぶ
- 3月か9月に売却する
新車に近い状態を保つ
売却までに車を大切に乗り、新車に近い状態を保つと査定価格が高くなりやすいです。外装はもちろん、内装の劣化や傷・汚れなどに気を付けましょう。
ココに注意
新車登録から5年以内でも、目立つ傷や落ちない汚れなどは査定価格が低くなる恐れがあります。
複数で査定してもらう
下取りの査定は複数でおこないましょう。面倒ではありますが、買取業者によって下取り価格が大きく変わることがあります。
大体の下取り価格が分かれば、乗り換える車の購入資金のめどがつきやすくなります。
次の車は人気の車種やカラーを選ぶ
乗り買え後の車は、査定価格が高くなりやすい車を選びましょう。人気車種やモデルチェンジ直後の車がねらい目です。
長く販売されている車種や限定モデルなどは、価格が下がりにくい傾向にあります。また、ボディカラーは白や黒といった需要の多いカラーを選びましょう。
3月か9月に売却する
3月と9月はディーラーなどの決算時期です。とくに3月は車の需要が増えるため、査定価格も高くなります。
売却する時期を選べば通常の時期よりも高く買い取ってもらえることがあるので、時期を合わせる方法もおすすめです。
乗り換えるなら契約の自由度が高い「カーリースカルモくん」
車をお得に乗り換えるなら、カーリースカルモくんがおすすめです。カーリースカルモくんは、頭金・初期費用0円で契約可能です。さらに税金や自賠責保険料などの法定費用は、月額料金に含まれています。
月額料金は車の残価が引かれているので、支払いは乗る期間分だけです。さらに車のメンテナンスや車検・査定までお任せできるので、定期的に車に乗り換えたい方はカーリースが向いています。
ここからは、カーリースカルモくんならではのメリットをご紹介します。
ポイント
カーリースカルモくんが車の乗り換えに向いている理由
- 契約期間を1年ごとに選択できる
- 国産メーカーの全車種から選べる
- 車検費用が定額になるプランがある
- オプション豊富で無駄のない契約ができる
他社カーリースとの比較ポイント
| カーリース名 | 契約年数 | メンテナンス | 選べる車種 | 途中解約 |
| カーリースカルモくん | 1~11年 | △有料オプション | 国産メーカー全車種 | △「カルモあんしん自動車保険」への加入 |
| オリックスカーリース | 5・7・9・11年 | △車検無料クーポン | 国産全車種・全メーカー | △契約満了2年前から可能 |
| KINTO | 3・5・7年 | ○月額料金に含まれている | トヨタ・レクサス・スバル | △免責事項あり |
カーリースカルモくんは、契約期間を1年から11年の中から選べます。3年目で乗り換えたい方は、カーリースカルモくんの3年契約が便利です。
また車種が豊富で、グレードやボディカラー・メーカーオプションも自由に選択可能。自分が欲しい新車に乗り換えられます。
カーリースカルモくんには、契約期間中の車検費用やメンテナンス費用が定額になるプランがあります。メンテナンスプランに加入しておけば、車検代も定額です。
基本月額料金には、必要最低限の項目が含まれています。その他必要なオプションは、申込時に自由に選べる仕組みです。
まずは、5分で結果が分かる仮審査を受けてみてください。
【結論】新車の乗り換えはカーリースなら3年・ローンなら5年がベスト
ポイント
結論:求める内容によって乗り換えに適した時期は異なる
3年:コスパ重視・乗り換え派・常に新車に乗りたい
5年:ローン終了後に買い替えたい
7年:維持費が安いうちに買い替えたい
13年以上:税金や故障リスクが上がったタイミングで買い替えたい
コスパ良く新車を乗り換えるなら、3年目が一番ベストです。ただしローンの残債が残っている方は3年目で売却できません。カーリースや現金一括払いなど、他の方法を検討しましょう。
ローンを組みたくない方は、カーリースの3年契約で3年ごとに乗り換えるのがおすすめです。5年ローンを組んでいる方は、ローンの支払いが終わったタイミングで乗り換えましょう。
乗り換えは遅くても7年目までがおすすめです。13年以上乗る場合は、税金が上がるタイミングで乗り換えると良いでしょう。
よくある質問
Q1:新車の乗り換えはいつがベストですか?
A:一番コスパが高いのは3年目です。車検費用が不要で下取り価格も高く、メーカー保証や任意保険の割引適用時期のため、一番コスパ良く乗り換えできるでしょう。
車の価値は5年目から落ちますから、遅くても5年目には乗り換えすることをおすすめします。
Q2:新車を乗り換えるときに注意することはありますか?
A:ローンの残債があるかを確認することです。ローン契約中は車を売却できません。車のローンは5年契約がほとんどのため、3年目で乗り換える場合は残債に注意してください。
Q3:カーリースは契約期間を自由に決められますか?
A:カーリースカルモくんは1年から11年まで自由に決められます。しかし他社カーリースでは契約期間が固定されていることがほとんどです。
3年契約や5年契約のあるカーリースを選びましょう。



