「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリット8個を現役カーリースユーザーが教えます

▲本記事は、私・近藤が独自に作成しています。パブリック・リレーションズ(PR)が含まれていますが、各企業はコンテンツ内容には一切関与していません。

読者

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットだけを教えて！

読者

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」は審査に通りやすいと聞いたけど本当？

読者

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」は自分に合っているのかな…

今回はこんな悩みを持つ方のために、「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットを現役カーリースユーザーの私が徹底解説していきます。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットは全部で8個。プロならではの目線で分かりやすくお教えします。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」には8つのデメリットがありますが、決して悪いサブスクではありません。

どこの車のサブスクにもデメリットはあります。「スズキ定額マイカー7」で後悔しないためにも、あなたに合ったサブスクなのかを確認しておきましょう。

中途解約できない

スズキ定額マイカー7を契約途中に解約すると、中途解約金(違約金)の支払いを求められます。

中途解約金は解約するタイミングによって異なり、途中解約のタイミングによっては中途解約金が高額になるため気を付けましょう。

中途解約金は基本的に「総支払額－これまでに支払った金額」として計算されます。しかも事故や盗難などで車に乗れなくなった場合は、強制的に中途解約されるのです。

解説者

中途解約金は一括で支払わなければなりません。しかも、もらい事故などで廃車になったとしても、同様に中途解約金が発生するのでリスクが高いです。

【デメリット対策】任意保険加入で中途解約金をカバー

スズキ定額マイカー7の中途解約金は、任意保険の「車両保険」でカバーできます。

車両保険でカバーできる金額は、事故で廃車になった際の査定価格です。場合によっては全額補償されないこともあります。

中途解約金をできるだけ支払いたくない方は、サブスクリプション(カーリース)向けの「リースカー費用特約」に加入することをおすすめします。

取り扱い車種が少ない

他社カーリースの取り扱い車種は「国産メーカー全車種」など豊富ですが、スズキ定額マイカー7の取り扱い車種はスズキの車のみと少ないです。

乗りたい車が上記の対象車種にない方は、スズキ定額マイカー7を利用できません。スズキ定額マイカー7は車種にこだわらない方や、スズキのくるまが好きな方向けのサービスです。

【デメリット対策】車種が豊富なカーリースを選ぶ

どうしても上記以外の車に乗りたい方は、「定額カルモくん」や「オリックスカーリース」などの車種が豊富なカーリースから選びましょう。

7年契約のみ

スズキ定額マイカー7は7年契約以外できません。

たとえば10年間のみ車に乗りたい場合は、7年契約をした後に車を買い取り、3年乗ったら売却という形になります。

また、5年間利用したい場合でも7年利用しなければなりません。その場合、2年分余分に契約なることになるでしょう。

【デメリット対策】契約期間が豊富なカーリースを選ぶ

他社カーリースでは契約期間を3・5・7年から選べるものや、1～11年の中から1年単位で選べるところがあります。

契約期間はリース会社によって異なり、スズキ定額マイカー7のように契約期間の選択肢が1つしかないカーリースは少ないです。

「定額カルモくん」なら、契約期間を1年単位で11年まで1年単位で選択できます。

車が自分のものにならない

出典：スズキ定額マイカー7

スズキ定額マイカー7は基本的に、契約期間が終わったら車を返却します。契約満了時の選択肢は「車を返却して新しい車に乗りかえ」「車を返却して契約終了」「車を買い取りして乗り続ける」の3つです。

そのまま乗り続けるを選択した場合は、所定の金額を支払って車を買い取らなけれはなりません。金額は車種や車の状態によって異なり、最後に追加料金を支払うケースも出てきます。

車の所有にこだわりたい方や追加料金を支払いたくない方にとっては、不便だ・損だと感じられるでしょう。

【デメリット対策】車がもらえる・買い取りできるカーリースを選ぶ

「オリックスカーリース」や「MOTA(モータ)カーリース」は、契約満了時に追加料金なしで車がもらえます。

また、「定額カルモくん」は月額500円プラスするだけで、契約満了時に車の買い取りが可能。まとまった費用なしで買い取りができるサービスです。

一部のカーリースなら貯金をしたくない・追加料金を支払いたくない方でも、手軽に車を所有できます。

任意保険が月額料金に含まれていない

スズキ定額マイカー7を契約する際は任意保険を個人的に契約するか、スズキ定額マイカー7の任意保険に契約する必要があります。

しかし、スズキ定額マイカー7では任意保険を月額料金に含めることも可能です。任意保険料は別料金として、月額料金にプラスされます。

全ての維持費が最初から月額料金に含まれているわけではありません。

【デメリット対策】スズキ定額マイカー7の任意保険は中途解約金をカバーできる

スズキ定額マイカー7の任意保険には、中途解約金をカバーできる「リースカー車両費用特約」が付いてきます。車両保険に加えて、急な事故などで発生する中途解約金をカバーできて安心です。

しかもスズキ定額マイカー7で任意保険を契約すると、月額料金に含めて定額支払いが可能になります。更新手続きは不要で、支払い忘れがなくなるでしょう。

解説者

個別で契約する任意保険では、特約(オプション)を契約すると追加料金が発生するので要注意。 現在契約している任意保険とスズキ定額マイカー7の任意保険を比較して、どちらがお得になるかを確認してから選択しましょう。

消耗品代は実費負担

スズキ定額マイカー7の月額料金には車検代とメンテナンス代が最初から含まれていますが、全てのメンテナンス代が含まれているわけではありません。

メンテナンスに伴う消耗品や冬タイヤ代などの費用は含まれていないため、都度支払いが必要になります。

他社カーリースでは消耗品代なども定額になるところもあります。ほぼ全ての維持費がコミコミになるカーリースと比較すると、消耗品代の支払いが面倒に感じられるでしょう。

【デメリット対策】消耗品代は大きな金額にならない

スズキ定額マイカー7が消耗品代を実費負担にしている理由は、「消耗品の交換は毎回ではない」「消耗品代のほとんどは大きな金額にならない」ことが考えられます。

車検や点検は数万円の費用が発生しますが、消耗品代は数千円と大きな負担になりません。

ただし冬タイヤ代はまとまった費用が発生します。タイヤ代は安いものから高いものまでありますから、必要な時期になったら購入を検討しましょう。

走行距離制限がもうけられている

スズキ定額マイカー7には、月あたり1,000kmの走行距離制限があります。

契約満了時に走行距離制限を超過していると、超過1kmにつき10円の追加料金を求められるため注意が必要です。

たとえば1,000km超過すると、契約満了時に1万円の追加料金が発生します。

マイカーのように自由に乗れないため、不便だと感じられる方もいらっしゃるでしょう。

【デメリット対策①】「総走行距離」を超過しなければ追加料金なし

走行距離の計算は契約満了時のみです。

月あたりの走行距離制限はあくまでも目安で、1か月で1,000km以上走ったとしても最終的に超過していなければ追加料金は発生しません。

旅行や突発的な事情で1,000km以上走ったとしても、他の月で調節して最後に総走行距離数が範囲内に収まっていればOKです。

【デメリット対策②】車を買い取る場合は追加料金なし

契約満了後に車を買い取る場合は、走行距離の精算はありません。走行距離を計算するのは、車を返却するときだけです。

契約満了時に原状回復費用を求められることがある

スズキ定額マイカー7の契約満了時、車体に目立つキズや凹み・汚れなどがあると原状回復するための費用(修理代)を請求されます。

たとえば契約中に「シートにコーヒーをこぼしてしまった」「ドアに擦り傷を作ってしまった」「ドアパンチをされて横が凹んでしまった」などのケースです。

修理せず契約満了を迎えたとしても、そのまま返却することはできません。

【デメリット対策】すぐに修理すれば請求なし

原状回復費用を請求されるのは、キズや凹みを修理せず乗っている場合のみです。車を損傷させた際に修理しておけば、原状回復費用を請求されることはありません。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のメリット

スズキ定額マイカー7には8つのデメリットがありますが、決して悪いカーリースではありません。スズキ定額マイカー7だけの3つのメリットをご紹介します。

フロアマット・バイザー・ETCが全車両にコミコミ

スズキ定額マイカー7の車には、最初からフロアマット・バイザー・ETCが付いてきます。

フロアマットやバイザーはオプションとして購入する方がほとんどなので、付いていると便利です。

このようなお得なサービスが提供できるのは、大手ディーラーが運営しているサブスクリプションだから。他社カーリースではオプションとして追加料金が発生することがほとんどです。

任意保険の種類を選べる

スズキ定額マイカー7では任意保険料を月額料金に含めて支払うことができます。カーリースにおいて任意保険料を月額料金にコミコミにできるところは多くありません。

スズキ定額マイカー7の任意保険は、使い方に応じて選択可能。誰でも運転できる「サブスクフリート保険」と、等級に応じて料金が安くなる「リースカー専用保険」の2種類です。

しかもスズキ定額マイカー7の任意保険は、事故などで急に中途解約となった際の「中途解約金」をカバーできます。

これまで他社で任意保険を契約していた方は、契約を中断できることがあります。保険会社に問い合わせてみてください。

補償内容はどちらも同じなので、乗り方や等級に応じて決められます。

5年経ったら自由に乗り換えできる

スズキ定額マイカー7は7年契約ですが、5年経過後は追加料金なしで自由に乗り換えできます。

たとえば「子どもが生まれたからスライドドア付きの車に乗り換えたい」「子どもが自立したから好きな色の車に乗りたい」などです。

他社カーリースでは、契約期間中の乗り換えに追加料金が発生するケースが大半です。追加料金なしのスズキ定額マイカー7はお得だといえるでしょう。

サブスクリプション スズキ定額マイカー7・現金一括・カーローンのメリットとデメリット比較一覧

スズキ定額マイカー7と現金一括購入・カーローンの購入方法について、メリットデメリットを比較しました。

解説者

車の乗り方を選ぶときは、ご自身にあった乗り方で選ぶことが大切です。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」は車検代・メンテナンス代・任意保険料が月額料金にコミコミです！

スズキ定額マイカー7の月額料金には、最初から車検代が含まれています。

車検代は7年の契約期間分がコミコミ。スズキ定額マイカー7を利用中に車検代の支払いがありません。(消耗品代の支払いは発生します)

また、期間分のメンテナンス代もコミコミです。車に関する維持費の多くを定額で支払えるため、家計管理が楽になるでしょう。

また、スズキ定額マイカー7が提供する任意保険に契約可能。サブスクリプションのデメリット「中途解約金」をカバーできます。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットに関するよくある質問

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」に関してよくある質問をまとめました。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットで一番気を付けることは何ですか？

車の買い取りや走行距離制限・原状回復などの「追加料金が発生する可能性がある」ことです。

もらい事故はありますし、やむを得ない事情で長距離を走ることもあるでしょう。突発的なトラブルによって追加料金が発生することがあるので気を付けてください。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットは他社と比較して悪いですか？

スズキ定額マイカー7が悪いとは思いません。車検代や任意保険料がコミコミですし、メンテナンス内容も充実しているためお得なサブスクだといえます。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」は高い・やめとけと聞きましたが本当ですか？

スズキ定額マイカー7は高い・やけとけと思いません。

むしろ他社のサブスク(カーリース)よりも月額料金に多くの項目が含まれています。車検やメンテナンスをスズキの正規ディーラーで受けられるため安心です。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」よりも安いカーリースはある？

あります。次の表を参考にしてください。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットまとめ

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットを解説しました。

「スズキ定額マイカー7」は月額料金に多くの費用が含まれていてお得です。選ぶときは月額料金だけを見るのではなく、料金の内訳やサービス内容を比較しましょう。

希望する車種や契約期間がない方は、契約期間を自由に選べる「定額カルモくん」もおすすめです。

「サブスクリプション スズキ定額マイカー7」のデメリットを参考にして、複数のリース会社を比較して自分に合ったカーリースを見つけましょう。