新車リースクルカのデメリット7個を現役カーリースユーザーが教えます

▲本記事は、私（近藤）が独自に作成しています。パブリック・リレーションズ（PR）が含まれていますが、各企業はコンテンツ内容には一切関与していません。

読者

新車リースクルカのデメリットだけを詳しく教えて！

読者

新車リースクルカって実際どうなの？

読者

新車リースクルカが自分に合っているのか分からないよ…

今回はこんな悩みを持つ方のために、新車リースクルカのデメリットを現役カーリースユーザーかつ車のプロであるボクが徹底解説します。新車リースクルカのデメリットは全部で7個。包み隠さず全てをお伝えします。

新車リースクルカには7つのデメリットがありますが、悪いーリースではありません。どこのカーリースにもデメリット・デメリットはあります。新車リースクルカで失敗しないためには、新車リースクルカがあなたに合ったサービスなのかを見極めることが大切です。

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1.契約期間が2年または3年のみ

新車リースクルカの契約期間は2年または3年と短いです。3年以上の長期契約はできません。

もし6年車に乗りたい場合であっても、3年契約で一度その契約を終了させて、また別の新車を契約するという対応になります。

そのため1度目の契約時に気に入ってた型式の車が２回目の契約時にはモデルチェンジしている可能性や、廃盤となっていて乗れないなどの可能性があります。

1台の車に長く乗りたいと考えている方には、はっきり言って向いていないと言えるでしょう。

契約期間はどのようになりますか？

ご希望車種によりご契約できる期間は異なりますが、2年・3年と選択が可能です。

引用元：新車リースクルカよくある質問

上記の書き方からも分かるように、全ての車で2年契約と3年契約があるわけではありません。車種によっては3年契約しか選択できないものもあるので注意が必要です。

【追記】BYDの取り扱いに伴い「3年または4年のみ」に

2024年9月現在の情報で、契約期間がBYDの取り扱いに伴い「3年または4年のみ」へと変更となりました。

【対策】車検なし＆故障のリスクが少ない

新車リースクルカの契約期間は長くても3年のため、車検がありません。高額な車検費用の支払いがなくなります。

また、新車をリースするため故障のリスクが少ないです。長年車に乗っていると故障個所が出てくるものですが、新車リースクルカなら故障の心配はほぼありません。3年ごとに新車に乗って、契約満了と同時返却するだけです。

2.選べる車種が少ない

新車リースクルカで選択できる車種ははっきり言って少ないです。

他社カーリースでは国産全メーカー全車種から選べるところが多いですが、新車リースクルカはセダンやSUV・ミニバンなどの比較的大きな車から選ぶことになります。

また、軽自動車のリースはないので注意しましょう。

【追記】軽自動車のリースもできる

2024年9月現在、軽自動車のリースも取り扱い開始となりました。

【対策】人気の車種のみを厳選している

新車リースクルカのラインナップは、比較的よく選ばれている人気の車種を厳選されています。

デリカD:5などのミニバンタイプのファミリーカーもあるため、結婚や出産に合わせて乗り換えができます。

3.任意保険は別契約

新車リースクルカの月額料金には、任意保険が含まれていません。別途保険会社と契約をする必要があります。

【対策】カーリース向けの保険で違約金をカバー

任意保険が別契約でも加入をおすすめする理由があります。それは途中解約の違約金をカバーしてくれることです。

新車リースクルカでは、契約期間中の事故による廃車などで強制的に解約となった際に違約金が発生します。任意保険のカーリース向け特約を契約することで、多額な違約金の支払いをカバーしてもらえるのです。

読者

途中解約の違約金って何ですか？

解説者

違約金とは、契約中の車がどうしても契約の継続ができないと判断された場合、強制的に途中解約をされる際の違約金のことです。

読者

違約金はいくらくらいですか？

解説者

一般的には「総支払額－これまでの支払額」となります。しかも一括で支払いを求められるため、違約金のリスクはとても大きいんです！

車に乗るにはさまざまなリスクが伴います。任意保険に加入して、万が一に備えておきましょう！

4.走行距離制限がある

新車リースクルカには、月あたり1,000kmの走行距離制限があります。走行距離制限をオーバーすると、契約満了後に1kmあたり20円の精算金の支払いを求められます。

走行距離に制限はありますか？

基本走行距離として月1,000kmで計算をしております。車種により走行距離オプションを追加することが可能です。※満了時に規定された距離を超えなかった場合の払い戻しはございません。

引用元：新車リースクルカよくある質問

【対策】最終的に超過していなければOK

走行距離制限は、毎月厳密に守る必要はありません。契約満了時の総走行距離数で計算されるため、月あたりの目安をほぼ守っていれば超過の可能性は少なくなります。

月1,000kmの走行距離制限が短いという方は、追加費用はかかりますが走行距離制限数を伸ばすことも可能です。

5.車の返却が必須

新車リースクルカは契約満了後に車を返却する必要があります。買い取りや延長も不可です。

他社カーリースでは、契約満了時の選択肢が選べることが多いです。場合によっては乗っていた車をそのままもらえることも。

車に乗る＝車の所有と考えている方にとって、返却は不便に感じられるでしょう。

【対策】返却を条件に安い月額料金で利用できる

新車リースクルカでは、返却された車を他社に売却して利益を得ています。公式ホームページにもはっきりと記載されています。

返却後に他社への売却を前提としているため、取扱車種を人気車種に絞り、規定走行距離を設けることで、この「超高残価設定」を実現したことで、「最低価格保証」を可能にしました

引用元：新車リースクルカ

新車リースクルカは、安い月額料金でたくさんのお客様に利用してもらうことが目的です。

6.契約満了時に費用が発生する可能性がある

新車リースクルカは契約満了時に、走行距離制限をオーバーした場合に精算金を支払う可能性があります。

必ず発生する費用ではありませんが、支払いの可能性があることは事実です。

公式ホームページには「月額料金以外の費用はかかりません」と記載されていますが、絶対に費用が発生しないわけではありません。

また公式ホームページのよくある質問には、車の状態によって費用を請求すると記載されています。

車の点検整備はどうしたら良いですか？

お車の日常点検・メンテナンスはお客様ご自身でお願いしております。メンテナンスノートにあります、点検・メンテナンスの項目に従って整備をお願いいたします。お車のご返却時に不具合がございますと、修理代をご請求する場合もございます。

引用元：新車リースクルカよくある質問

修理代がどのような状態でいくらかかるのかは分かりません。思わぬ事故に備えるためにも、任意保険に加入しておきたいですね。

【対策】残価精算はないので安心

新車リースクルカには残価精算がない「クローズドエンド契約」です。多額の追加費用を支払うことはありません。

カーリースにおける残価精算のリスクがないので、返却時の車の状態を心配することなく利用できます。

7.メンテナンス代は実費負担

新車リースクルカの月額料金にはメンテナンス代が含まれていません。都度実費で支払いが発生します。

メンテナンスパックはオプションでありますか？

メンテナンスパックのご提供はございません。

引用元：新車リースクルカよくある質問

【対策】車検が無いので少額で済む

車のメンテナンス代は車検代と比較すると少額です。都度実費での支払いになりますが、車検ほどの大きな負担ではありません。

他社カーリースでもメンテナンスパックはあり・なしのどちらも選べるのが一般的。メンテナンスだけは自分で手配される方もたくさんいらっしゃいます。

新車リースクルカのメリット

新車リースクルカのメリットをまとめました。

車検不要

新車リースクルカは2年または3年リースのため、車検がありません。通常のカーリースでは新規契約から3年後に車検を受けなければなりませんが、新車リースクルカは車検の前に返却するため費用がかかりません。

車検は普通自動車なら10万円前後かかりますから、多額の費用を負担しなくても良くなります。

ライフステージの変化に対応できる

新車リースクルカの契約期間は短いため、結婚や出産・就職といったライフステージの変化があっても対応しやすいです。

ライフステージの変化とともに乗りたい車が変わることがあります。たとえば「子どもが生まれたからワンボックスカーが欲しい」「習い事の送迎のために大きな車が欲しい」といったことも考えられるでしょう。

そんなとき、長期契約をしていると乗りたい車に乗れず我慢しなければなりません。しかし短期契約の新車リースクルカであれば、短い期間で新車を乗り換えられます。

自宅納車ができる

新車リースクルカなら、納車時は自宅に納車してもらえます。

お仕事や子育てで来店する時間がない方でも、都合の良い日時に合わせられるため便利です。

新車リースクルカは残価負担のないクローズドエンド契約

新車リースクルカはクローズドエンド契約のため、契約満了時の残価精算がありません。契約満了時は車を返却するだけとお手軽です。

読者

新車リースクルカは残価精算がないのに、どうして安くできるの？

解説者

3年で返却するため、車の価値が落ちることがほぼないからです。 さらに返却された車を再販売することで利益を得ています。リース事業以外にも収入が見込めるため、安く提供できます。

新車リースクルカのデメリットに関するよくある質問

新車リースクルカのデメリットは他社と比較してどうですか？

「契約期間が短い」ことのみ他社と異なりますが、その他のデメリットは大差ありません。3年リースならではの魅力もあります。

新車リースクルカのデメリットは他社カーリースのデメリットに当てはまる項目がほとんどのため、悪いカーリースとはいえないでしょう。

新車リースクルカのデメリットで一番気を付けることはありますか？

走行距離制限の超過です。

新車リースクルカの走行距離制限をオーバーすると、1km辺り22円の支払いが生じます。しかも距離を追加するにも料金が上がるため、契約前に毎月どれくらいの距離を乗るかを計算しておきましょう。

新車リースクルカは高いように感じますが、実際どうですか？

車検がないぶん安い月額料金で利用できます。

契約期間が短いため、長期契約と比較すると月額料金が高く感じられるかもしれません。しかし新車リースクルカは車検不要です。高額な車検代を支払わなくても良いため安く乗れます。

解説者

もっと安いカーリースはあるので比較記事を参考にしていただけると幸いです。

新車リースクルカよりもコスパがいいカーリースはある？

コスト重視派におすすめ！月額料金が安い車のサブスクランキングTOP3

解説者

もっと安いカーリースをお探しの方はこちらも参考にしてください。

新車リースクルカのデメリットまとめ

新車リースクルカのデメリットを解説しました。新車リースクルカは残価精算と車検がない点が魅力です。選ぶときは契約期間とサービス内容をよく確認しましょう。短期契約は車検がなく、ライフステージの変化に対応しやすいのが特徴です。

希望する契約期間がないという方は、契約期間を1年から11年まで自由に選べる「定額カルモくん」もおすすめです。

新車リースクルカのデメリットを参考にして複数のリース会社と比較し、自分に合ったカーリースを見つけましょう。