車のサブスクを知る

Hondaマンスリーオーナーのデメリット8個を現役カーリースユーザーが教えます

▲本記事は、私・近藤が独自に作成しています。パブリック・リレーションズ(PR)が含まれていますが、各企業はコンテンツ内容には一切関与していません。

読者
Hondaマンスリーオーナーのデメリットだけを教えて!
読者
Hondaマンスリーオーナーは審査に通りやすいと聞いたけど本当?
読者
Hondaマンスリーオーナーは自分に合っているのかな…

今回はこんな悩みを持つ方のために、「Hondaマンスリーオーナー」のデメリットを現役カーリースユーザーの私が徹底解説していきます。

Hondaマンスリーオーナーのデメリットは全部で8個。プロならではの目線で分かりやすくお教えします。

結論

 

結論、Hondaマンスリーオーナーのデメリットをまとめると

  • 中古車リースのみ
  • 納車まで約1か月かかる
  • 走行距離制限がもうけられている
  • 支払い方法はクレジットカード決済のみ
  • 利用可能台数が少ない地域がある
  • 乗車ルールが厳しい
  • キャンセル料が発生することがある
  • 自宅に納車されない

「Hondaマンスリーオーナー」には8つのデメリットがありますが、決して悪いサブスクではありません。

どこの車のサブスクにもデメリットはあります。「Hondaマンスリーオーナー」で後悔しないためにも、あなたに合ったサブスクなのかを確認しておきましょう。

1.中古車リースのみ

Hondaマンスリーオーナーは中古車リースです。新車は借りられないため、好きなボディカラーやオプションを選択できません。

目立つキズや汚れはないものの、たくさんの人が乗ってきた車なので新品同様とはいかないでしょう。

【対策】維持費の負担なし

Hondaマンスリーオーナーは、契約満了時に目立つキズや汚れがないかを見ています。あまりに大きなキズや凹みは、使っていた人が原状回復費用を支払って修理するしくみです。

また、契約中は半年ごとの法定点検や車検を無償で提供。利用中に車検時期が来ても、利用者が費用を負担せず安全をキープできます。

2.納車まで約1か月かかる

Hondaマンスリーオーナーでは、納車までに1か月ほどかかります。

利用可能車両であっても、即日納車はできません。なぜなら、車両登録などの事前準備に1か月ほどかかるからです。

申し込みのタイミングによっては、欲しいときに車に乗れないことがあるので気を付けてください。

【対策】新車リースは数ヶ月待ちが一般的

車両登録の手続き上、納車までに1か月かかるのは仕方ありません。

Hondaマンスリーオーナーは中古車リースなので1か月納車ができますが、新車リースでは納車までに数か月~1年待ちが一般的です

3.走行距離制限がもうけられている

Hondaマンスリーオーナーは、月あたり1,000kmの走行距離制限があるので気を付けましょう。

走行距離制限を超過した際は、契約満了時に超過分の追加料金を請求されます。請求される追加料金は次のとおりです。

クルマは乗り放題ですか?

利用月数×1,000km (事業用は3,000km)までは追加料金はございません。この制限を超えた場合、1kmあたり6円の追加料金が発生します。追加料金が発生した場合、おクルマの返却時に清算となります。

例)6ヵ月間自家用でおクルマを借りられる場合、6,000kmまで追加料金はかかりません。

引用元:ホンダマンスリーオーナー

1kmあたり6円なので、たとえば100km超過していたら600円、1,000km超過していたら6,000円の追加料金になります。

【対策】走行距離数を計算されるのは契約満了後

走行距離制限が計算されるのは契約満了時のみです。

月あたりの走行距離を超過した月があった場合も、総走行距離数が超過していなければ追加料金は請求されません

毎月厳密に走行距離制限を守る必要はなく、あくまでも目安として気軽に利用できます。

4.支払い方法はクレジットカード決済のみ

Hondaマンスリーオーナーの月額料金は、クレジットカード決済のみです。クレジットカードを持っていない方は、新しくカードを作る手間があります

口座振替やコンビニもできません。

【対策】カード会社のポイントを貯める

クレジットカード決済は、カード会社独自のポイントが貯まります。一方で口座振替では、同じ月額料金を支払うのにポイントは貯まりません。

決済方法は限定的ですが、Hondaマンスリーオーナー利用中にカード会社のポイントを貯めながらお得に利用しましょう。

5.利用可能台車が少ない地域がある

Hondaマンスリーオーナーは、貸し出し可能な中古車台数が都道府県によって異なります。

都市部は利用可能車両がたくさん車がありますが、地方では利用可能台数が2~10台くらいが原状です

お住まいの地域によっては、利用したいのに利用できないことがあるでしょう。

【対策】今後のサービス拡大を期待

原状は貸し出し可能台数が少ないですが、将来的に台数が増えることを期待したいところです。

車を所有するにはまとまった費用がかかりますが、Hondaマンスリーオーナーは月額料金だけで利用できるところが魅力です。

多くの需要があれば、将来的にサービスが拡大される可能性もあります。

6.乗車ルールが厳しい

Hondaマンスリーオーナーでは、利用中のルールとして「全面禁煙」「ペットが乗車するときはケージに入れる」などのルールが決められています。

Hondaマンスリーオーナーは、マイカーのように自由に使えません

ココに注意

契約満了時にタバコの臭いやペットの臭い・毛などが目立つ場合は「原状回復費用」を求められます。

ヘビースモーカーの方やペットを乗車させる予定の方は、臭いや汚れなどに注意しましょう。

【対策】車の品質を維持するためのルールはやむを得ない

カーリースやレンタカー・カーシェアでも禁煙やペット乗車に関するルールがもうけられています。

なぜなら、Hondaマンスリーオーナーは次に車を使いたい人が待っているからです。ルール外の原状回復があると、次に利用する人の利用開始時期がずれてしまうリスクがあるからです。

解説者
キズや凹みはホンダの販売店で修理できても、ペットの毛やタバコの臭いを消すには手間と時間がかかります。

また借り物をしている以上、自分で損傷させた箇所はご自身で負担するのが基本。車を購入しない限り、ある程度のルールがあることは仕方ありません

心配な方は、喫煙やペット乗車をしないように利用しましょう。

7.キャンセル料が発生することがある

Hondaマンスリーオーナーは、直前のキャンセルにはキャンセル料を請求されます。

キャンセル料が発生するタイミングは、販売店に書類を発送した直後から月額料金の50%・車両登録後になると月額料金まるまる1か月分です。

キャンセル料

出典:Hondaマンスリーオーナー

Hondaマンスリーオーナー申し込みから納車までの流れ

  1. 会員登録
  2. 車を選ぶ
  3. 仮予約 (※キャンセル・変更できるのはここまで)
  4. 本予約 
  5. 必要書類の準備
  6. 必要書類の送付 キャンセル料50%・車両登録後は100%
  7. 貸渡(納車)

キャンセルのタイミングによっては、全く利用しないのに月額料金を全額支払わなければなりません。

【対策】 利用希望時期を明確にしておく

車の登録変更手続きや、登録後のキャンセル作業はとても手間がかかります。キャンセル料の発生はやむを得ないといえるでしょう。

急なキャンセルを防ぐためにも利用希望時期を明確にして、計画的に申し込みをしましょう

解説者
キャンセル料がもったいないと感じる方は、どうしても車に乗れない場合を除き「1か月だけ利用して解約」する方法もあります。

8.自宅に納車されない

Hondaマンスリーオーナーでの車は、最寄りの取り扱い店舗まで取りに行かなければなりません。自宅に納車されないので注意してください。

車を持っていない方は、納車当日に最寄り店までの交通手段を確保しておく必要があります。

【対策】 新車購入時も店舗納車が基本

通常の車購入やカーリースでも、店舗に納車されることが多いです。

車の納車方法では一般的なことなので、Hondaマンスリーオーナーだけのデメリットではありません

店舗までの交通手段がない方は、公共交通機関を使うなどして対応しましょう。

Hondaマンスリーオーナー・現金一括・カーローンのメリットとデメリット比較一覧

Hondaマンスリーオーナーと現金一括購入・カーローンの購入方法について、メリットデメリットを比較しました。

Hondaマンスリーオーナー・現金一括購入・カーローンのメリット比較

Hondaマンスリーオーナー ・ごく短期間のみ利用できる
・定額の月額料金で車検もメンテナンスもおまかせできる
・頭金・初期費用0円
現金一括購入 ・総額が一番安い
・車の所有権が自分になる
カーローン ・銀行向けのカーローンは金利が安い
・無理のない支払いで車を所有できる

Hondaマンスリーオーナー・現金一括購入・カーローンのデメリット比較

Hondaマンスリーオーナー ・契約期間が最長1年
・支払額が割高
現金一括購入 ・手持ちの現金(貯金)が少なくなる
・維持費を都度支払わなければならない
カーローン ・金利が発生する
・維持費を都度支払わなければならない
解説者
車の乗り方を選ぶときは、金額だけで判断せずサービス内容も比較しましょう。 ご自身にあった乗り方で選ぶことが大切です。

Hondaマンスリーオーナーは車検代・メンテナンス代・任意保険料が月額料金にコミコミです!

Hondaマンスリーオーナーの月額料金には、最初から車検代が含まれています。

車検代は月額料金コミコミで利用者皆が定額で少額ずつ支払うため、金銭的負担が少ないです。

ポイント

Hondaマンスリーオーナーの利用中に車検時期が来たとしても、車検代の支払いがありません。

また、期間分のメンテナンス代もコミコミです。車に関する維持費の多くを定額で支払えるため、家計管理が楽になるでしょう

また、Hondaマンスリーオーナーは月額料金に任意保険加がコミコミ。万が一の事故時も安心です。

Hondaマンスリーオーナーのデメリットに関するよくある質問

Hondaマンスリーオーナーのデメリットに関してよくある質問をまとめました。

Hondaマンスリーオーナーのデメリットで一番気を付けることは何ですか?

走行距離制限・原状回復などの「追加料金が発生する可能性がある」ことです。

もらい事故はありますし、やむを得ない事情で長距離を走ることもあるでしょう。突発的なトラブルによって追加料金が発生することがあるので気を付けてください。

Hondaマンスリーオーナーのデメリットは他社と比較して悪いですか?

Hondaマンスリーオーナーのデメリットが悪いとは思いません。

車検代や任意保険料がコミコミですし、メンテナンス内容も充実しているため気軽に利用できるサブスクだといえます

Hondaマンスリーオーナーは高い・やめとけと聞きましたが本当ですか?

Hondaマンスリーオーナーは高い・やけとけと思いません。

車検やメンテナンスをホンダの正規ディーラーで受けられるため安心です

Hondaマンスリーオーナーよりも安いカーリースはある?

あります。次の表を参考にしてください。

コスト重視派におすすめ!月額料金が安い車のサブスクランキングTOP3

車のサブスク 月々均等払いの月額料金

1位 定額カルモくん 12,820円
2位 オリックスカーリース 13,090円
3位 ニコノリ 14,766円

※2024年8月1日時点の公式ホームページの情報より

※月額料金は軽トラック・軽バンを除く自家用車を対象に、各社公式ホームページで確認できる均等払いの最安値

上記は契約期間が中長期のカーリースです

Hondaマンスリーオーナーのデメリットまとめ

結論

 

結論、「Hondaマンスリーオーナー」のデメリットをまとめると

  • 中古車リースのみ
  • 納車まで約1か月かかる
  • 走行距離制限がもうけられている
  • 支払い方法はクレジットカード決済のみ
  • 利用可能台数が少ない地域がある
  • 乗車ルールが厳しい
  • キャンセル料が発生することがある
  • 自宅に納車されない

Hondaマンスリーオーナーのデメリットを解説しました。

Hondaマンスリーオーナーは短期利用ができるうえ、月額料金に多くの費用が含まれておりお得です。選ぶときは月額料金だけを見るのではなく、料金の内訳やサービス内容・契約期間を比較しましょう。

希望する車種がない方や1年以上の契約を希望している方は、契約期間を自由に選べる「定額カルモくん」もおすすめです。

Hondaマンスリーオーナーのデメリットを参考にして、快適なカーライフを送りましょう。

Hondaマンスリーオーナー運営会社

会社名 本田技研工業株式会社
本社 東京都港区南青山2-1-1
設立 1948年(昭和23年)9月
代表者 取締役代表執行役社長 三部敏宏
主要製品 二輪車、四輪車、パワープロダクツ
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